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『科研費獲得の方法とコツ』著者 児島将康氏が大学機関・研究者個人向け研究支援サービスを提供するために新会社「ジーラント」を設立

外部資金の獲得は大学にとっても研究者にとっても重要な問題です。国の助成事業に基づいてURA (University Research Administrator; URA)が大学に配置され研究支援体制が整えられてきている大学が増加している一方で、URA雇用の財源が確保できず研究支援が手薄の大学では、孤軍奮闘している研究者も多いと思います。

そんな大学間の格差が広がる中で、研究者の間で知らぬ人はいないあの科研費の教科書『科研費獲得の方法とコツ』の著者である児島将康氏が、大学定年退官後に大学・研究機関を対象とした科研費応募支援、および個人研究者を対象とした科研費申請書作成支援のサービスなどを提供する会社を立ち上げたそうです。その名は、「ジーラント」。

ジーラント株式会社

  1. ジーラント株式会社

ジーラントって不思議な響きですが、いったいどんな意味?と思いました。

 

児島将康氏は、俗に「空腹ホルモン」と称される、空腹時に胃の細胞から血中に分泌されるペプチドホルモン「グレリン」(ghrelin)の発見者として知られています。

  1. 食欲を左右する7つのホルモン 健康的な食生活の方法は ナショナル ジオグラフィック 2023年5月17日 5:00
  2. Ghrelin Cleveland Clinic
  3. グレリン 薬学用語解説 日本薬学会
  4. グレリン(ウィキペディア)グレリン (ghrelin) は、胃から産生されるペプチドホルモン。下垂体に働き成長ホルモン (GH) 分泌を促進し、また視床下部に働いて食欲を増進させる働きを持つ[1]。GHS-R (growth hormone secretagogue receptor) の内因性リガンドである。 1999年、国立循環器病センターの児島将康・寒川賢治らにより発見された。

Ghrelin was discovered after the ghrelin receptor (called growth hormone secretagogue type 1A receptor or GHS-R) was determined in 1999. The hormone name is based on its role as a growth hormone-releasing peptide, with reference to the Proto-Indo-European root gʰre-, meaning “to grow”.

https://en.wikipedia.org/wiki/Ghrelin

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Leptin and Ghrelin hormones mechanism of action | Physiology : USMLE Step 1 Dr.G Bhanu Prakash Animated Medical Videos チャンネル登録者数 109万人

  1. Kojima, M., Hosoda, H., Date, Y. et al. Ghrelin is a growth-hormone-releasing acylated peptide from stomach. Nature402, 656–660 (1999). https://doi.org/10.1038/45230
  2. グレリンの発見についての裏話(PDF) 児島 将康 日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)130,14~18(2007
  3. 総 説 グレリンの構造と機能(PDF) 児島将康,寒川賢治 生化学 第79巻 第9号,pp.853―867,2007
  4. グレリンによる摂食調節のメカニズム(PDF) 児島将康 脳と発達2011;43:87-90.
  5. Shiimura, Y., Horita, S., Hamamoto, A. et al. Structure of an antagonist-bound ghrelin receptor reveals possible ghrelin recognition mode. Nat Commun 11, 4160 (2020). https://doi.org/10.1038/s41467-020-17554-1
  6. 「食べたい…」仕組み解明 食欲不振治療への応用期待 久留米大教授 2020/9/1 6:00 西日本新聞 児島教授らが1999年に発見したグレリンは、空腹時に胃から血液中に分泌され、脳に作用して食欲を促す。グレリンを構成するペプチド(アミノ酸の結合体)と脂肪酸が結び付くことで活性化されると考えられてきたが、その仕組みは謎のままだった。
  7. 児島将康教授(遺伝情… 児島将康教授(遺伝情報研究部門)らは、グレリン受容体の立体構造を明らかにしました。 2020.08.25  久留米大学分子生命科学研究所 児島 将康、椎村 祐樹(いずれも、遺伝情報研究部門)らは、食欲を刺激するホルモンであるグレリンの受容体構造を世界で初めて明らかにし、ホルモン発見以来不明であったグレリン活性の謎を解明しました。この研究成果は2020年8月19日に「Nature Communications」に掲載されました。
  8. 総説 グレリンの発見から臨床応用まで:古き良き発見の時代に 児島 将康 久留米大学分子生命科学研究所遺伝情報研究部門  2023年2月25日 Journal of Japanese Biochemical Society 95(1): 5-16 (2023) doi:10.14952/SEIKAGAKU.2023.950005

 

児島将康氏はどういう想いから定年退職後に新会社を立ち上げたのでしょうか。

会社の体制はどんなふうなのかなと思いましたが、現在の状況もツイートされていました。

大学・研究機関向けの科研費獲得支援サービスおよび、研究者個人を対象とした科研費申請書添削サービスに関しては、会社ウェブサイトに案内があります。

  1. ジーラント株式会社 科研費獲得総合プラン(研究機関向け) 科研費申請書の添削サービス(個人向け)

 

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