MDPIジャーナルの現在(いま)が知れる、2023年3月頃のSNS上のガチ議論を纏めておきます。
目次
- 1 MDPIがトレンド入り
- 2 ハゲタカジャーナルリスト入り
- 3 リスト入りの理由
- 4 ハゲタカジャーナル認定協会・リストに関して
- 5 リスト入りの影響に関して
- 6 ハゲタカリスト入りの裏側で起きているかもしれないことについて
- 7 MDPIをハゲタカ視することに関して
- 8 MDPIに対するとまどい
- 9 MDPIに対する見方
- 10 MDPIでの苦い経験
- 11 MDPIでの投稿体験・査読体験・ゲストエディター体験
- 12 MDPIハゲタカ論
- 13 MDPIの微妙さについて
- 14 MDPIの査読の早さについて
- 15 MDPIのユルさについて
- 16 MDPIのエディターと査読者との温度差について
- 17 MDPIの査読の透明性について
- 18 MDPIジャーナル数の多さについて
- 19 MDPIジャーナルにおける特集号の異常な数の多さについて
- 20 MDPIのIF底上げ戦略について
- 21 MDPIの営業努力について
- 22 MDPIの怪しさについて
- 23 MDPIのレビュー論文の良さについて
- 24 MDPIのオープンアクセスであることの良さについて
- 25 MDPIへの投稿に関する素朴な疑問
- 26 MDPIの誘惑
- 27 MDPIを避けて通る生き方
- 28 MDPIへの用心
- 29 MDPIが目に入ることがない世界
- 30 MDPIに対する中立的な態度
- 31 MDPIの評価の研究分野による違いについて
- 32 MDPI非ハゲタカ論
- 33 MDPIをハゲタカ視することに関して
- 34 雑誌名で評価されることがあることについて
- 35 雑誌名でなく論文そのもので評価
- 36 MDPIハゲタカ論争に関して
- 37 学術誌出版ビジネスについて
- 38 FRONTIERSについて
- 39 NATURE系について
- 40 MDPI以外の雑誌の話題
- 41 MDPIっぽさについて
- 42 MDPIに関するchatGPIの意見
- 43 MDPIが人材募集中
MDPIがトレンド入り
トレンドに「電脳コイル」と「MDPI」がある世界 pic.twitter.com/Iq1rsCSm4E
— はみ出し色の (@I5188) March 12, 2023
MDPIがTwitterのトレンド入り,って・・・・ ユーザーの1/100も何のことか理解できないぞ. pic.twitter.com/AT4QUd3vQj
— madmax2koba (@madmax2koba) March 12, 2023
#MDPIがトレンド入り。あのMDPI?って思ったら、そのMDPIだった... pic.twitter.com/pgSweIco7Q
— nghm@ndsu (@nghmndsu) March 12, 2023
MDPIジャーナルはハゲタカなのかそうではないのか、SNSが盛り上がっていたのでまとめておきます。ツイッターで激論が戦わされているようにみえます。
ハゲタカジャーナルリスト入り
ハゲタカジャーナル認定協会がMDPIをハゲタカジャーナルリストに入れる。
前にツイートした通り、MDPIの事実上の本家である中国ではMDPI排除の動きもありますし、厳しい目が向けられていますね。 https://t.co/4j7kpCUEGr
— 榎木英介 独立系病理医(学士編入) (@enodon) March 12, 2023
MDPI is now included to the Predatory Journal List!https://t.co/Qic7BRiUTf
All MDPI Journals https://t.co/YRxrdck1Ux#predatoryjournals #MDPI pic.twitter.com/wZLpSPmWVE— Yakov Kuzyakov . . . priming Soil Science (@ykuzyakov) March 11, 2023
リスト入りの理由
MDPIのハゲタカ認定理由を確認したが、一般に認知されているハゲタカの要件ではなく、短期間に多量の論文を出版することで多額の出版料を得るビジネスモデルを認定理由として挙げている。
この件は恐らく訴訟に発展し、その結果はMDPIのみならずOA出版社の今後に大きな影響を及ぼすことになりそうだ。 https://t.co/25kXtjxUY2— 井上祐樹 (Yuki Inoue) (@YInoueMgmt) March 12, 2023
ハゲタカジャーナル認定協会・リストに関して
僕は正直どっちでもいいと思いますが、何で榎木さんは元ツイにいっぱい疑問が上がってる、この『ハゲタカ認定団体』がこれまでほとんど活動してない上に、メンバー公表してなかったりすることについて言及しないんですか? https://t.co/5EDljNaxuV
— トクロンティヌス (@tokurontinus) March 13, 2023
MDPIで特集号まで企画した研究者としては穏やかではないですが、全雑誌というところに意図を感じます。彼らは事実上オープンアクセスのディスカウントをしているので、競合する既存の大型出版社は安かろう悪かろうという方向でMDPIを潰しておきたいのかもしれないです。 https://t.co/YoJyDLrPEb
— Satoshi Tanaka (@sato51643335) March 12, 2023
MDPIの全雑誌をハゲタカ扱いしてしまったというのはとうとうパンドラの箱を開けてしまった感がある。それってpubmedに掲載されようがIFがついていようがScopusに登録されてようがそれ「だけ」で信用置ける雑誌という保証にならないということと同義だから。「MDPIだけ例外」という言い訳は通じないよ。
— 田口善弘 (@Yh_Taguchi) March 12, 2023
ちなみにMDPIのことやプレデタリのことについてはこれまでいろいろ考えてきました。今のところ、雑なリスト化は害悪しかなく、差別を深めるだけだと思ってます。https://t.co/S1sJvwxiurhttps://t.co/cgXjkZHDZfhttps://t.co/GshhdOqSBD
— もむ (@momentumyy) March 12, 2023
predatoryreports.orgなどというサイトがあるとは知りませんでした。運営者情報が皆無なので、当サイトのような個人ブログかもしれませんし、どこかの企業が何かしらの意図をもってやっているのかもしれません。
リスト入りの影響に関して
https://t.co/QbFQ5Ylj5D
ちなみに、Scopusに登録されてるMDPIの雑誌は全分野に及んで数も218誌もあり、THEは218誌ものハゲタカジャーナルによる引用を含んだランキングで世界の大学をランキングしている超いい加減なランキングということになりますね。 https://t.co/Msxoa6EZP8— 田口善弘 (@Yh_Taguchi) March 12, 2023
MDPIの論文誌はScoupsにも登録されているものも多く、pubmedの検索にも掛かるものも多い。特定の任意団体のハゲタカ認定でMDPIを叩くのは、Scoupsやpubmedのindexingが正当ではないと主張しているのと同一とも思える。因みに、田中耕一さんがノーベル賞を取った論文がIFすらなかったのを思い出そう。
— Masakazu Sekijima (@m_sekijima) March 13, 2023
ハゲタカリスト入りの裏側で起きているかもしれないことについて
なんだろう…MDPIを擁護するつもりはさらさらないが、一部の出版社が、科学界の正常化のためという建前を使って、自身の既得権益を守ろうとする裏を感じる… https://t.co/0kqI5rSYn5
— しそごはん用研究者(薬学部助教) (@ONODA_in_Onodac) March 12, 2023
MDPIをPredatory認定したPredatory Reports、About usとか見たら誰がどういう立場で書いてるかもわからんサイトとしか思えないんだけど、意に沿う内容なら出典なんて気にしない研究者が多いのかな…個人的にはバックにSpringer-NatureとかElsevierとかの関係者がいたりすると熱いと思う(陰謀論脳)
— 無理ですbot (@SReisfeld) March 13, 2023
捕食ジャーナルリストといえば、Beall’s listが有名で訴訟問題などでBeallさんはリストをやめてしまったのだと思いますが、新たにこういうサイトができていたことは驚きでした。訴えらること間違いなしだと思います。それを意に介さないのだとしたら、無敵の人が運営しているのかなぁ。
MDPIをハゲタカ視することに関して
例えばTHEのランキングはScopusのデータに基づいてい
てMDPIの雑誌でScopusに登録されている雑誌はたくさんある。MDPIがハゲタカジャーナルであることに賛成する人は今後一切THEのランキングを信用しないと明言しないと自己矛盾になりますが、みなさんその覚悟はありますか? https://t.co/tEIOEe2KAy— 田口善弘 (@Yh_Taguchi) March 12, 2023
MDPIに対するとまどい
MDPIは投稿すんな査読受けんな引用すんなのフルコンボ教育受けてきたんだけど、TL見ていると様々な意見があって????となっている
— R. Kameyama (論文カウンター 336/600) (@Kameyama0101) March 12, 2023
MDPIを批判する人が多すぎてビビってる。
将来に渡って自分がファーストもしくはラストとして論文を出版することはないが、共著に入ったり、仲の良い研究者がMDPIに出すことも十分に考えられるので私はMDPIの批判はしません。
何なら、日本版MDPIを将来作りたいとすら思っています。— Yusuke Endo (@Yusuke_Endo_EEE) March 13, 2023
MDPI、やっぱあかんのか‥ グレーな状態の期間が長過ぎてもう良いのか悪いのかよくわからなくなっていたよ‥
投稿者・査読者・エディター、これまで関わってきた方は辛いものがありますね‥ https://t.co/pufCyPUXXq— Tanaka Poisson (@gggknu) March 12, 2023
MDPIに論文を出している人は、今の自分の環境だとたくさんいますので、自分にもとまどいというか、どう評価すべき雑誌社なのかわからないところがあります。
MDPIに対する見方
昔はMDPI=ハゲタカで間違いなかったと思うし、それに反論する人も殆どいなかったように思う。
今は質の良い論文もそこそこ出ている。(MDPIで学位取った人もいたりで、大きな声でハゲタカとは言えない感もある)。さらにいうと、MDPIといっても雑誌たくさんあるので十把一絡げにできない
私は、— さくら医療統計・データサイエンス (@Sakura_Med_DSci) March 13, 2023
MDPIがハゲタカかどうかっていう論争ですが、わたしもMDPIに投稿するときに共同研究者に大丈夫ですか?って聞いたことがあります
最近はIFも上がってきて、普通に投稿してるから大丈夫だよ
と回答がありました。なんだかんだで、みんな投稿経験はあるみたいだし、市民権は得ているかな?と思います
— Pon (@Pon_yurublog) March 13, 2023
MDPIでの苦い経験
mdpi は知り合いがゲストエディターで特集号を組んだ時に一度投稿したことがあるけど、その時の著者体験がよくなかったのもあって2度と投稿しないと思ってる。。
最近では、査読依頼をめちゃくちゃばら撒いてくることにブチ切れたので、査読依頼も対応しないでいる。。— さかな@謙虚さを求めて三千里 (@ShunSakana) March 12, 2023
MDPIでの投稿体験・査読体験・ゲストエディター体験
MDPIへ私が投稿した時の感想です。
・査読は早い
・査読の指摘内容は他の雑誌と大きな違いはなかった
・リジェクトになったことも何度かある
・call for paperや査読依頼がたくさん来るようになるハゲタカかどうかは私の経験だけでは判断を下せないですが、しばらくは出さないと思います…
— とうや@メーカー研究職 (@NzXyZQDOCMpLgz5) March 13, 2023
本当にそれ。僕もMDPIのジャーナルに掲載された論文ありますが、レビューはかなりしっかりされましたよ。Pubmedに収録されてるジャーナルです。MDPIシリーズにはPubmedに収録されているものと、されていないものがありますので、
一括りにしないほうがいいかと思います。 https://t.co/rI42Fjb9pj— Dr.Masa Ph.D.→ (@Dr_Masa_PhD) March 12, 2023
あらゆるジャーナルでリジェクトされて死んだ論文を掲載してくれるならハゲタカのイメージですがMDPIの査読はかなり厳しいです。
— 野尻伸一(ο)(ハッパ) (@Shinichi_Nojiri) March 13, 2023
MDPIのBiosensorsで論文が公開になった直後にこれは、正直とても残念ですね。レビュワーのコメントも当を得たもので、追加実験をして仕上げて認められてアクセプトになった論文なので、査読のプロセスはキチンと機能してると感じたので。 https://t.co/xdqwmWLDHO
— Gaku Imamura (@gaku2252) March 12, 2023
ほへー、マジっすか?Sensorsてジャーナル出したことありますが、査読も的を射ててちゃんと仕上げるスキームになってたイメージですが。論文もちょいちょい読むんですが、出版社まるっとハゲタカ認定すか
List of all MDPI predatory journals https://t.co/eRIcXle0aJ via @PredatoryReport
— イプチェ (@IpceAkitovski) March 12, 2023
MDPI の Entropy という雑誌はちゃんと査読をしていて、査読者が間違いを指摘して著者が論文をひっこめるということが複数回あったはず。だって私が査読者だったから。https://t.co/l4rGvhZfIc
— Tadas Nakamura 中村匡 (@gandhara16) March 13, 2023
出版社MDPIの雑誌がいわゆるハゲタカジャーナルに認定されたとの事。自分は何年か前にPolymersのゲストエディターを務める機会があったが、審査プロセスなどは普通。だけど掲載料目当ての商業的な面がどうしても大きく、結果、掲載判断は甘々になる。
https://t.co/qnrKxfKlid @PredatoryReportより
— Seiichi Uchiyama 内山聖一 (@UchiyamaSeiichi) March 12, 2023
自分は投稿したことはありませんが、MDPIの査読経験はあります。一度受けると、次から次へと査読依頼が舞い込むし、しかもそれが分野違いの雑誌だったり論文だったりするので、スパムやんけ!と思って、それ以降は完全にスルーするようになりました。
MDPIハゲタカ論
今の無償査読システムと掲載費爆上げの現状で、許せる許せないのラインはそれぞれ違うでしょうけど、MDPIは実に可燃性が高い話題ですね。
私がこう思うのは、あり得ない事例を何度もMDPI(すべてとは言っていない)で経験したからです。MDPI方式がのさばるのはよくないと思います(個人の感想です)。 https://t.co/RbX1X5wK3l— Donpappa (@Rokkolover) March 13, 2023
私にとって前からMDPIはハゲタカです。
個人的定義としては、「科学的な理念がないジャーナル」のことをハゲタカ認定してきました。
ラボメンバーがMDPIに関わることを一切禁じています。ダメ、ゼッタイ。 https://t.co/ZipbEU44YD— Donpappa (@Rokkolover) March 12, 2023
MDPIの微妙さについて
私もMDPIに出してしまったことはあるけど、その時の経験を踏まえた上でも、あそこが色々言われるのは仕方ないかなという気持ち。
ただ、高名学術誌もEditorとコネがあればEditor kickを回避してとりあえず査読者には送ってもらえるとかあるし、学術誌なんてどこも……あっごめんなさい何でもないペン
— 人鳥暖炉 (@Penguin_danro) March 12, 2023
MDPI、残念ながら良い論文が存在するので著者は悪くないしそれは仕方なく引用するが、一方で査読体験やスパムの存在が酷すぎるので、ジャーナルそのものには協力はしたくないなー
— Egelハリネズミ (@sosuke110) March 12, 2023
MDPIは知り合いの先生が特集号を組んだときに投稿・掲載。安価でOAしてくれるし、そこまで査読酷いかな、という気も。ただ、List of publicationsでMDPIばかりだと、うーん、という気も。掲載に100万近くかかる雑誌も俎上に載せてよ、と思ったり(こちらもサイエンスを見下してると思うけど)。
— T.Nakabayashi (@BioStructChem) March 12, 2023
MDPIの査読の早さについて
2週間で送られてくるMDPIの査読レポートと9か月待ったElsevierやSpringerの査読レポートが同じレベルだからですね。単純に。
これは多分、僕はやっていることがマイナー過ぎでどこに出してもまともなレフェリーには当たりにくいという個人的な事情も多分にあると思いますが。 https://t.co/1xjxlMrcHh— 田口善弘 (@Yh_Taguchi) March 12, 2023
あの査読の採否の判定基準は疑問はあるが、「全然関係ない外部の研究職の人に査読お願いしてるのに2週間で返ってくる速さ」はMDPIのすごいところだと思っていて、あれは本当に他の雑誌はぜひ見習ってほしい。
— みや (@KEI_Ichinomiya) March 12, 2023
MDPIは色々問題あるけど、プロセスの速さは純粋に評価している。
伝統的なジャーナルで、たった1ラウンドの査読が返ってくるのに平気で半年とかかかる現状は、何とかしてほしいよ…— 井上祐樹 (Yuki Inoue) (@YInoueMgmt) March 12, 2023
これこれ。普通の雑誌が遅すぎるだけだと思う。分野によるけど、理論系は超長いけど、応用系ならハンドリングがクソ下手なだけで、実際に査読にかかってる期間(論文を読んで審査してる時間)なんて2週間くらいやろ。
そういうスピードさはMDPIから見習うべきだとは思う— みや (@KEI_Ichinomiya) March 12, 2023
MDPIの査読が早いの、自分もやったけど、恐らく「誰かこれを2週間で査読して」を大量に投げまくる。それで引っかかった人にやらせて、さきに2件揃ったらさっさと出す。それをやってるんだと思う。
— みや (@KEI_Ichinomiya) March 12, 2023
MDPIに限らず最近の査読期間は早いです。10日くらいに査読コメントを返えさせるような雑誌がばかりです。自分のところにくる雑誌だけ?
MDPIのユルさについて
数年前MDPIの査読依頼を受け、改善可能なポイントを建設的に指摘して返しましたが、何の修正もなくアクセプトの連絡が一週間で来ました。他のjournalでこんな経験した事がなく驚きました。
一査読者の経験に過ぎず、一般化はできませんけどね。今は改善されてるなら、素晴らしい事です。 https://t.co/Laz2D4Na8e
— L_TK (@LTK81872901) March 12, 2023
MDPIについて色々な意見が出ているが、個人的にはこれが比較的しっくりきた。個々で見れば良い論文も多いが全体としては玉石混交だし、(reviewerコメントが厳しかったとしても)結局rejectされることは殆どないというところもpreprint的という印象。authorやreviewerというよりeditorの問題ですかね。 https://t.co/naBevn63Xf
— Hideaki E. Kato (@emeKato) March 13, 2023
自分もいくつかMDPIに論文出してる。で、1回guest editorやったり、査読を担当した経験から、今後は投稿を避けたいと思うようになった。自分の経験した査読はザルでaccept前提って感じだった。 https://t.co/J4409FOAin
— Daisuke Kodaira (@daisuke_kodaira) March 13, 2023
MDPIとかFrontiersについては、明らかに専門外の論文の査読を私に回してくる(引き受けてない)ので、まぁそのレベルの査読しかしていないのはそうだと思います。あまりにもひどい場合落ちることはあるので、相当緩い「査読付き」ってやつですかね。
— 福永 津嵩 (@fukunagaTsu) March 12, 2023
みんなの体験談を読むと、明らかに査読システムが機能していない事例がありますので、やはりMDPIは(もしくはそのジャーナルは、もしくは、そのエディターは)信用ならんなと改めて思います。
MDPIのエディターと査読者との温度差について
MDPI系の査読結構やってるけど、確かに酷い論文が多く、がっつりコメント付けてRejectやMajor Revisionで返しても、Minor Revisionですぐに戻ってきて、Editorが通す気満々なことが多い。少し距離をとった方がいいかな。 https://t.co/qZCtWogQVO
— capsid60, Ph.D, DVM (@not_go_but_kyo) March 11, 2023
MDPIジャーナル、雑誌によって実態がかなり違いそう。私の分野の雑誌(応用物理系)の場合は、査読がちゃんと機能していない印象を持ってる。2回リジェクトした原稿が掲載されてるのに気づいてからその雑誌の査読は辞めました。
— 在独光の戦士 (@de_hikarisenshi) March 13, 2023
MDPIは個人的には、怪しいと思うのは、おれはリジェクトしたのに(新規性不明のコメント。著者からは「今までのまとめ」だけ。勿論第2Rでもリジェクト。)、もう片方の人がアクセプト。それでアクセプトになってるのをみて「は??」ってなったけどね。
— みや (@KEI_Ichinomiya) March 12, 2023
MDPIの査読の透明性について
雑誌によるのかもだがMDPIは例えばNutrients等主力誌は査読を公開しています。それは査読者が選択できます。https://t.co/bvSRuTlMBx https://t.co/RR9lIc7jEv
— 雑煮にあん餅(Ph.D) (@mesiasan) March 13, 2023
査読者と論文著者、エディターとのやりとりを全て公開するのはいいアイデアだと思います。それにより信頼を得ることができるはず。
MDPIジャーナル数の多さについて
MDPIに載ってる論文が全てダメなわけではないけど、それはそれとしてMDPIの predatory 指定は妥当じゃないかと思ってしまう。10年ちょいの歴史で422ジャーナルってさぁ…さすがにでしょ…
Frontiers も増殖してて140もあるし…— maz (@dynamicsoar) March 12, 2023
MDPIジャーナルにおける特集号の異常な数の多さについて
Frontierもそうですが、Ad Hoc Editorを募集して、特集号を立ち上げ、reviewを取りまくるというstrategyですよね。
したの赤いグラフが「特集号のreview」がMDPI全論文に占める割合です。 pic.twitter.com/PkeFKXTACu— thmonk (@thmonk_pf) March 12, 2023
気になって少し記事を見てみたのだけど, Sustainability(MDPIの雑誌)の清々しいほどのGamingっぷりに凄みを感じる・・・
“In March 2021, Sustainability had 3303 open Special Issues (compared to 24 normal issues).” https://t.co/Rt4TSlqaW3— Yoshi Konishi (@emp_env_econ) March 13, 2023
That says it all
Dont publish in MDPI https://t.co/ZxhF4Y2s86— Sebastien Vidal (@SebVidalChem) March 12, 2023
MDPIのIF底上げ戦略について
MDPIに限らず、special issue連発してIFを爆上げする雑誌あるよね…昔驚いたことあるもの
— Bruno (@scshKWGQiixEWgD) March 13, 2023
MDPIの営業努力について
MDPIがハゲタカかどうかはさておき「営業メールがたくさん来るからハゲタカだ!!!」という主張は正直どうなんだ?。論文の内容に関係ないし、新興の出版社が論文集めるには営業するしかなくないですか??(あとこの反応見て不安になったのですが、日本の学会誌はちゃんと海外に営業してますよね?)
— TCN (@TCN_Kyoto_TPU) March 12, 2023
MDPIのハゲタカ雑誌認定がタイムラインを賑わせてますね。もちろん良い論文もあることは認めたうえで、かなり研究者の善意に付け込んだなりなっている雑誌という印象はありますね。論文投稿依頼・査読ともにMDPI系からかなり分野外のものも含め毎日たくさんのメールが来ます。
— 末次 健司 (@tugutuguk) March 13, 2023
自分も投稿依頼をしょっちゅう受け取ります。
MDPIの怪しさについて
MDPIからはよく「うちで論文を出しませんか?」という、キーワードによるフィルタリング回避のためにアルファベットに他の言語の文字を混ぜたメールが送られてくる
やり口が完全に詐欺師のそれなので迷惑メールに振り分けているけども
— Y. Araki (@O_Senchi61) March 13, 2023
MDPIのレビュー論文の良さについて
ちょっとこの分野のこと知りたいと適当にキーワードを入れてググると、MDPIの総説が結構よくヒットします。検索にかかりやすくしている営業努力もあると思いますが、なかなかどうして、濃厚な中身のものも多いです。それがいわゆるIFを押し上げて、例えばNon-coding RNAなどは2022-2023のIFが7.3。
— Shinichi Nakagawa (@smoltblue) March 13, 2023
MDPIは①自分は頼まれて総説は書く。②原著はださない。③査読・Topic Editorなどは引き受けない、だな。論文の良し悪しは個別判断。総説は結構よい印象。
— SNZK (@shinopp) March 13, 2023
自分の専門でない分野の論文を検索しているときに、MDPIジャーナルのレビューアーティクルに遭遇することが結構あります。読んでみるとなかなかまとまっていて不慣れな領域の知識を得るのにはよさそうな印象があります。自分の専門であれば、そういう検索の仕方をそもそもしないせいかMDPIのレビューを読むという経験はありません。ツイートをみると自分と同じ経験をしている人がいるのだとわかりました。
MDPIのオープンアクセスであることの良さについて
MDPIはオープンジャーナルなので、貧乏で科学雑誌を購読できない個人の研究者や、途上国の図書館の予算が乏しい大学研究者に情報を無料で届けられるから、割とよく(年に2報ぐらい)投稿しています。 https://t.co/SCkLCp0iCw
— ノギタ教授 (@Prof_Nogita) March 13, 2023
オープンアクセスはやはりありがたいと思います。せっかく興味のある論文を探し当てても、お金を何千円も払わないと読めないのなら、そこで普通は諦めます。どうしても必要なときは図書館に複写を頼むか、自分が論文を書いている最中で時間がなければ研究費から数十ドル払ってしまうこともあります。
MDPIへの投稿に関する素朴な疑問
MDPIにまともな論文が載ってたとして、何でわざわざMDPIに出したのかが謎やん?
— masayume (@masayume_32) March 12, 2023
まともな研究ならまともなところに出せばよくわざわざ評価の二分されるMDPIに出す必要がないと思っているので全部アレだと思ってます。
— SHIITAKE (@nainaisacai) March 13, 2023
でも、あえて楽なMDPIにだしたんだね、という評価はつきまといますよね。。。
いい論文がないとは言いませんが、いい論文こそ、こういうところに出してしまうの?とは思ってしまいます。
— Natsuki Sado, PhD (@ns19910626) March 12, 2023
MDPIについては結局のところ、なぜMDPIに出さないといけないのか(他じゃだめなのか)分からないんだよな。Nature系が高いとか言うけれどMDPIと同等か安いオープンアクセスの雑誌はいくらでもある。全部じゃないにしてもMDPIの査読に疑問が呈されているのでわざわざなんで投稿したいのか分からない。
— 呂不ヰ (@Ryofuwi) March 12, 2023
ここで紹介したツイートには自分も賛同します。
MDPIの誘惑
MDPⅠはいずれはこうなると思ってたけど、まぁなったな。
誘惑はかなりあったのは本音。— SAM_path⚡️@病理医 (@SAM01859116) March 12, 2023
インパクトファクター5の雑誌掲載実績が簡単に手に入るのであれば誘惑は大きいですね。
MDPIを避けて通る生き方
MDPIの論文は査読はおろか引用も避けておる
— 内藤健 (@drk0311) March 12, 2023
MDPIとFrontiers、最近はよほど他に適当な論文が見つからない限り、引用も避けるようにしている>RT
— 稲田のりこ (@noriko_inada) March 12, 2023
正直、MDPIや Frontierに出すなら、国内の学会国際英文誌の方が良いと思っている。IFより学会に少しは貢献したい。実際、自分のアカデミア遺作はそのポリシーを貫いた。現職において投稿先として候補に出ない時点で(多分本社のポリシー)そう言う事だと思っている。
— TY@PPPM (@t2u2s1) March 12, 2023
自分はなぜMDPIに出さないのか。多分お金やIFは実はあまり関係がない。単にpeer revewのイメージが湧かない。自分の渾身の作品を、イカしたあの人や、憎いあん畜生に鋭い目で見て評価して欲しいのに、MDPIの査読者にアイツらがいるとは思えない。
— masayume (@masayume_32) March 13, 2023
MDPIへの用心
MDPIへの投稿は,自分のボスも止めてたな.最近は投稿する人が増えてきてるからあれだけど(研究室外),やはり今後どうなるかわからないから,怪しいのには出さないに限ると思った.掲載されると情報が残ってしまうから,怪しい国際会議とかjournalなら出さない方がマシというのはよく聞く.
> RT— 東海林ファジィロボット研究所 所長 (@Toukairinn_FUZZ) March 12, 2023
MDPIが目に入ることがない世界
普通に研究して論文書いてる中で、そもそもMDPIの論文が関係してくる場面がないんよね。
— masayume (@masayume_32) March 13, 2023
mdpiやフロンティアの評価は、まあ業界によりけりだろうね。弊業界だとmdpiはみんな避けてて引用はおろか読むことすら稀。フロンティアは、業界として中堅専門誌の絶対数が少ない分比較的ニッチだけど質の高いものが多く集まってる。そういう位置付けなぶんエディターや査読者も真面目にやってる印象。
— yukimusi et al. ⛰ (@yukimusiii) March 13, 2023
自分も研究をやめるまでは、MDPIの雑誌の存在を知らなかった、もしくは気にしたことがありませんでした。知らない雑誌に論文を出そうなんて思いませんから、論文を出したことはありません。あらためて考えても自分の専門領域にマッチするMDPI誌は見当たらないかも。研究をやめて職場が変わったら、MDPIに論文を出している人が普通に見の周りにいることに気付きました。また、調べてみたら東大や京大からも多数のMDPI論文が出ていて、単に自分が知らなかっただけか、CellsをCellかGenes to Cellsと見間違えていただけかもしれません。
MDPIに対する中立的な態度
MDPIもFrontiersが話題になってるけど自分は否定も肯定もしたくない。Peer reviewジャーナルの質はReviewerやeditorが支えていくしかないのだから頼まれたら自分の信念を持って対応します。
— Junki Maruyama (@junky_DB16) March 13, 2023
MDPIの評価の研究分野による違いについて
このツイート、マジで面白いのは人によって「mdpiはまだいい。でもhindawiおまえはだめ」とか「frontierはゆるせん。mdpiはよくね?」「hindawiはいい。でもmdpi,お前はやはりハゲタカ」と意見がバラバラなこと。
これで揃わないのを見ると、出版社というよりも分野の問題を感じる。— みや (@KEI_Ichinomiya) March 12, 2023
俺の周りではFrontiersもMDPIも良い論文が結構多いんだけど、分野によって全然違うの?微生物分野だけ?
— つか@国研 (@tsuka_pennstate) March 13, 2023
MDPIの話ほんとなのかなぁ
うちの分野でも最近よく見かけるElectronics, Photonics, Sensorsがちゃんとハゲタカリストに入ってる。アクセプトまで早すぎると思ってたけど、IFが低い割にはちゃんと色んな先生が論文出してるし、リジェクトされたらMDPIにしようと思ってたところだった。 https://t.co/fZx6m5WBiD— がんちゃんPhD candidate (@gan_volley) March 12, 2023
今はジャガイモの研究の最先端を行っているのは中国なので、かの国がFrontiersやMDPIに投稿し続ける限り、それを引用しないわけにはいかないのだ・・・
— あかまる (@aka_maru_k) March 12, 2023
MDPI非ハゲタカ論
自分は、24誌のeditorial board memberです。MDPI以外にも、AJP, Frontiers, Spring Nature, Bentham, Wiley他のeditingをしています。MDPIが特別他のジャーナルに比べて、査読がおかしいということはありません。むしろ、Reviewers’ reportsがpublishされているから健全です。
— Shizuka Uchida (@Heart_lncRNA) March 12, 2023
MDPIの論文、自分はちゃんと業績になると思っている。自分が出していない雑誌でこういう意見が出ると、ライバル心やポスト競争の問題からその意見に乗っかっているだけの場合も多い。程度問題で、玉石混交なのは他の雑誌でも。
— 小山内崇(t.osanai) (@osanai_meiji) March 12, 2023
MDPIが話題なので、私が某雑誌にリジェクトされ、ムッとして友人の特集号に出したお気に入りの論文を宣伝します
マイクロ流路デバイス中で、液滴表面への吸着速度がspanとlipidで異なることを利用し、液滴を平面充填後に膜接着させてハニカム・パターンの液滴を作る手法https://t.co/oQmwLO1VS9
— Miho Yanagisawa (@mh_yanagi) March 12, 2023
せっかく話題なので僕のMDPI論文を宣伝しておこう
1. Cells 2020. 9:1908. PMID: 32824370 (review)
2. J Fungi (Basel) 2020. 6:242. PMID: 33113963 (original)
3. Microorganisms 2021. 9:1977. PMID: 34576871 (review)
4. Epigenomes 2022. 6:2. PMID: 35076484 (editorial)— はじめまして 平岡です (@HiraokaYasushi) March 12, 2023
話題のMDPIの雑誌に昨年載った僕の論文。めでたくEditor’s Choiceに選ばれ、すでに1200回のアクセス!
In Situ Observation of Liquid Solder Alloys and Solid Substrate Reactions Using High-Voltage Transmission Electron Microscopy https://t.co/j0168yVJGV #mdpimaterials @Materials_Mdpi pic.twitter.com/F5E2nx8axJ— ノギタ教授 (@Prof_Nogita) March 13, 2023
MDPIをハゲタカ視することに関して
【関連】ぶち切れして,MDPIのジャーナルに掲載された論文は引用しない!とまで言い出す人もいるみたいですが,本来なら引用するはずの文献を,出版社がイヤだからって引用しないっていうのは,研究倫理面でどうなのかって思ってます
— 野島高彦(化学・化学実験・化学要習・大学基礎演習) (@TakahikoNojima) March 12, 2023
雑誌名で評価されることがあることについて
MDPI、学術誌の課題を煮詰めたような位置付けにあるので、いろいろな意見を見ることができて興味深いです。研究者が中身で判断するのは当たり前のことなので、むしろ若手のキャリアや競争的研究費のことを心配しているわけですが、それも研究者自身が中身で評価していないからで…
— Satoshi Tanaka (@sato51643335) March 12, 2023
私の印象としては、MDPIは、見かけのブランドと偏重した雑誌レベルのメトリクス(IF)をありがたがる我々の価値観に基づいた中央集権的な出版文化に極端な形で最適化しようとしているだけです。MDPIを批判する場合,同時に我々の価値観も問い直さなければ同じことはずっと続きますよ。
— もむ (@momentumyy) March 12, 2023
雑誌のインパクトファクターで人を評価するというのは、ふつーにあると思います。MDPIみたいな雑誌もあるので、インパクトファクターというよりも雑誌名ですが。
雑誌名でなく論文そのもので評価
私もこの立場なので、そもそもMDPIのみならず、Natureやサイエンスだって、雑誌名ではなく論文の内容で評価されるべきだと思っており、そう考えると、アーカイブだけで良いよなとも思ったりする。 https://t.co/XM7O74KkzA
— キノコ老師 (@SMBKRHYT_kinoko) March 13, 2023
ハゲタカジャーナル認定が話題のMDPIですが僕はMDPIとは長い付き合いで弱小出版社だった頃からの付き合い。添付は2015年に最初に特集号のゲストエディタを引き受けたとき投稿をお願いするメールに含めた文面です。オープンアクセス誌が増えていく中、寡占が広がることを憂慮してMDPIに肩入れ。 pic.twitter.com/RU76K2gTeh
— 田口善弘 (@Yh_Taguchi) March 12, 2023
論文の質を掲載雑誌を通してしか評価できないなんて本来おかしい。ネットによって物理障壁は取り除かれたのだから、論文はもっと産地直送で公開され評価されるべきだろう。ハゲタカとかMDPIがとかどうでもいい。いつまで出版社に特権を預けておくつもりなんだ、みんな。 https://t.co/vsCPhPGa9Y
— 土井考爾 (@ijookid) March 12, 2023
気のせいかな?MDPIの件について、海外と比べて、日本からのTweets は爆発的に多い。どこ雑誌に載ろうとも、結局は論文の内容を見て、研究者自身で良い論文か、引用する価値のある論文かを判断すれば良いのに。
— Shizuka Uchida (@Heart_lncRNA) March 13, 2023
論文の価値と雑誌とは別という議論はわかりますが、分野が違えば論文の価値を判断するのはほぼ無理です。
MDPIハゲタカ論争に関して
MDPIやFrontiersは一種の破壊的イノベーションにあたり、その批判には「科学的に問題があるのでは」という部分と「新しいやり方を受け入れられない」という部分が混ざっているのが話をややこしくしている。
今回のハゲタカ認定の理由付けは大半が後者なので、裁判したらMDPIが勝つだろうなという感想。— 井上祐樹 (Yuki Inoue) (@YInoueMgmt) March 12, 2023
MDPI案件、背景解説から固有名詞決め打ちまで論じられててほぼこれでFAかなという決定版ですね https://t.co/kUTsANt6Bj
— 浜地 貴志 (@hamajit) March 13, 2023
確かにMDPIやFrontiersなどの振興OA雑誌は、スパムまがいの招待メールを送り付けたりレビュアーのも意向が反映されづらかったりと眉を顰める点も多いが、掲載された論文の評価を雑誌の評価と結びつけて業績を貶めたりするのは間違いだと思う。研究発表の機会を潰して足を引っ張ることになりかねない。 https://t.co/fw9zB5houN
— 中島保寿(古生物学者) (@japanfossil) March 12, 2023
マリーアントワネット「MDPIに出せなければNPGに出せばいいじゃない」
— Ichiro TANAKA (田中一郎) (@_knom_) March 12, 2023
学術誌出版ビジネスについて
私は賛否はあれどMDPIとFrontiersは、ビジネスとしてすごく上手くやった、と思っているので、そこから学ぶこともせず毛嫌いして、高尚な気持ちで海外に知られていない日本国内誌に出して満足してるのに、MDPIやFrontiersを叩いている人達には、???という気持ち。
— Kaori YAMADA, PhD (@KaoriYamada01) March 13, 2023
MDPIに限らず特に商業誌(某N誌とかC誌とか)は科学的理念あるんですかね。理念があるなら出版社の利益率が30%超えるような経営にならないと思うんですよ。科学者が有名誌の威光をありがたがっている限り、永遠に出版社からカモにされ続ける
— 33GIRI (@HydrangeaMV) March 12, 2023
mdpiがそんなに悪いとも思えんけども。 姉妹紙量産してえげつない掲載料をふんだくるcns だって悪どい商売してるのは変わらないじゃん。 https://t.co/MfvSTA6Jqr
— たけ (@YamTke) March 12, 2023
MDPIがどうって言うより、研究費のかなりの割合が出版費に消えてる現状のシステムが微妙なのよね。利益を求める企業と論文を出さないと次がない研究者っていう構造が成り立ってる時点で…
— Masaya Arai 荒井 真也 (@masayarai) March 12, 2023
FRONTIERSについて
これ、話題になってるけど、Frontiersもここのリストに入ってるからな?MDPIを叩くならFrontiersも叩く覚悟無いと駄目だぞ。
List of all MDPI predatory journals https://t.co/pUMOp0vKDX
— Ohue M/大上雅史 (@tonets) March 12, 2023
今回MDPI系が入ったハゲタカジャーナルリストにFrontier系は含まれてない
The Predatory Journals 1 https://t.co/kdlPefJTGQ
— たゆtayu (@tayutau19) March 12, 2023
NATURE系について
まあMDPIはアレだけど、一本80万円とか要求するなんちゃらコミュニケーションとかもヤクザだけどな。みんなボイコットしたら良いのにと思うよ。出版社を利する行為でしかない、あんなとこにお布施するのは。そんな金あるなら、同じのを国内英文誌でオープンにしてその価値を上げた方が有益。
— TY@PPPM (@t2u2s1) March 12, 2023
MDPIがプレデタリと見なして良い理由の一つにジャーナル増やしまくってるのを挙げてる人いたけど、同じことをここ数年のねいちゃに言ってくれや
— ho (@hiiiii060) March 12, 2023
MDPI以外の雑誌の話題
MDPIが話題ですが………ポスドク候補とかの履歴書で、頭抱えたのは、むしろ、日本国内でしか知られてないような雑誌。学生さんになんらかの論文出させて卒業させる時に、これは酷だなぁと思ったよ。PubMedにも出てなくて、IFもつかない、ダウンロードもできない雑誌は酷だよ。
— Kaori YAMADA, PhD (@KaoriYamada01) March 12, 2023
MDPIっぽさについて
すごく…MDPIっぽいです(笑) https://t.co/qdbTtb8frP
— 井上祐樹 (Yuki Inoue) (@YInoueMgmt) March 13, 2023
MDPIに関するchatGPIの意見
MDPIについて、chatGPT先生にご意見をいただいてみた pic.twitter.com/cEwPpkkQFo
— ポムポムイソエ(生理学者のはずなんだけど情報系教員) (@isoisoisoe) March 13, 2023
MDPIが人材募集中
公開開始日 Date of publication 2023年02月22日
【概要】
学術オープンアクセス出版のパイオニアであるMDPI社は、1996年にスイスで創設され、今日まで学術コミュニティに貢献して参りました。弊社の使命は、学術の分野を問わず、開かれた科学者・研究者の交流を促進することです。世界中の方々が最新の知見を活用できるように日々努力しております。MDPIでは現在、東京のチームに参加するEditorial and Marketing Assistantを募集しています。エディトリアル部門の研修後に、①日本でのプロモーションやマーケティングの立案や実施、②科学者、研究者、学会、研究機関・施設・組織の交流の支援、③弊社サービスを販売促進するイベントの企画・開催 を担当していただきます。
【主な業務内容】
・エディトリアル研修(6か月)
・日本国内の大学・機関・学会のマーケティングの立案や実施
・顧客サービス、カスタマーサポートなど
・顧客訪問
・アカデミック・イベントの作成と開催の支援2023年06月30日 必着 適任者の採用が決まり次第、募集を締め切ります。https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D123021214