科研費は人文科学の進展のためにも助成を行っています。フェミニズムに関する(キーワードを含む)科研費研究には以下のようなものがあります。
研究課題名 研究種目 総配分額円 審査区分 研究課題/領域番号 研究期間 (年度) 研究代表者 研究開始時の研究の概要
- 外見差別とジェンダーに関する社会学的研究:見た目問題当事者の問題経験の検討から 研究活動スタート支援 2470000円 0108:社会学およびその関連分野 22K20201 2022-08-31 – 2024-03-31 吉村 さやか 日本大学, 文理学部, 助手 (80961606) 本研究の目的は、先天的・後天的な病気やけがによって外見が「ふつう」とは異なる人々の問題経験の具体的内実と、それへのジェンダーの影響を実証的に明らかにすることである。具体的な研究の方法は、海外の既存研究調査、当事者とその家族を対象とした生活史の聞き取り調査、質問紙調査の実施である。
本研究の創造性としては、第一に、これまでほとんど手つかずのフィールドにおける海外研究を検討したうえで、それらの知見を援用しながら調査を設計し、実施しようとする点である。第二に、質/量の両研究手法を通して、より網羅的に、且つ、より実証的に、当事者の問題経験とそれへのジェンダーの影響を把握しようとする点である。 - 在日朝鮮人女性による批判的フェミニズム理論と実践 若手研究 4550000円 小区分80030:ジェンダー関連 22K18121 2022-04-01 – 2027-03-31 河 庚希 明治大学, 大学院, 特任講師 (10782758) 本研究は、ウーマン・リブ運動や「女性学」への関心が高まった 1970年代以降、日本におけるマイノリティ女性たちが行ってきた「異議申し立て」について、特に在日朝鮮人女性に注目し、1) 差別の交差性についてどのような「声」をあげてきたのか、その具体的なテーマを抽出し、2) その「声」が日本の主流フェミニズム研究・運動の中でどのように受容されてきたのか、されてこなかったのかという二点について、史資料とライフヒストリーから明らかにすることを目的とする。
- フェミニズム運動の「敵手」に関する実証および理論研究 若手研究 3900000円 小区分08010:社会学関連 22K13545 2022-04-01 – 2027-03-31 鈴木 彩加 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (20779590) 本研究の目的は、フェミニズム運動の「敵手」とは何かについて考察することである。社会運動研究では、社会運動とは「敵手」も含めた様々なアクターと相互作用を展開するものとして考えられてきた。社会や文化に内在する性差別へ異議申し立てをするフェミニズム運動もその例外ではなく、歴史的に不特定多数の第三者から攻撃や非難などを受けてきた。フェミニズム運動や活動家をバッシングする人々の行為は、社会運動研究においてどのようなものとして位置づけられるのだろうか。この問いを明らかにするために、本研究では第4波フェミニズム運動を標的としたバッシングの実証および理論研究に取り組む。
- 日韓のフェミニズムとキリスト教-現代的課題に対する理論と実践の比較- 若手研究 3900000円 小区分01030:宗教学関連 22K12982 2022-04-01 – 2027-03-31 神山 美奈子 名古屋学院大学, 商学部, 准教授 (80803519) 本研究は日韓のフェミニズムとキリスト教思想に焦点をあて、現代的課題への応答と社会的実践を比較考察する。性の多様性に注目する「ジェンダー」へと関心が集まる今世紀のフェミニズムへの変遷過程において、両国のキリスト教神学「理論」とセクシャリティやジェンダーという性の在り方を改めて社会に問おうとする「実践的な活動」を比較、考察する。それにより自己省察と思想的深化を生み、直面する課題に有効な実践方法を見出すことができる。また、キリスト教神学のみならず諸宗教に共通する「性」をテーマにする「理論」の考察は宗教学界への新たな問いかけとなり、「実践的な活動」の考察は社会学等への大きな参考資料になると考えられる。
- コミュニケーションにおける暴力の分析:共同行為論の応用 若手研究 4290000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 22K12960 2022-04-01 – 2027-03-31 三木 那由他 大阪大学, 人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 講師 (40727088) 本研究は共同行為論をもとにコミュニケーションにおける暴力の生成を分析するフレームワークを与え、それにより既存の応用分析哲学的な研究を総合的に捉える視座を提供することを目標とする。ただしここで「コミュニケーションにおける暴力」と呼ぶのは、殴打のような身体的な暴力ではなく、むしろ抑圧や言葉によるハラスメントといった、社会的な不利益の産出である。本研究では、申請者が提唱している共同性基盤意味論(三木(2019)『話し手の意味の心理性と公共性』勁草書房)を用いて共同行為論とコミュニケーション論を接続し、それをもとに共同行為における暴力の生成の分析をコミュニケーションへと拡張する。
- 冷戦と性暴力ー北東アジアの長期駐留軍とインターセクショナル・フェミニズム 基盤研究(C) 4160000円 小区分80030:ジェンダー関連 22K12656 2022-04-01 – 2026-03-31 秋林 こずえ 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (90377010) 本研究はこの問いを、冷戦下での代理戦争とされた朝鮮戦争が現在も停戦として継続している北東アジアの状況をジェンダーの視点から分析することで検証する。そのために主に以下の2点を分析する。1)北東アジアでの長期駐留軍と性暴力、その不処罰を、沖縄と韓国での駐留米軍による性暴力の実証研究と性暴力の処罰に関する法の運用をめぐるポリティクスから分析、2)現在も継続する紛争としての朝鮮戦争の影響をインターセクショナル・フェミニズムの視点、特に植民地支配され軍事化が継続している島嶼を抑圧の重層構造から捉える島嶼フェミニズムの視点から分析である。
- ミスコンテスト調査に基づくネオリベラルなジェンダー・セクシュアリティ秩序の解明 基盤研究(C) 3380000円 小区分08010:社会学関連 22K01886 2022-04-01 – 2027-03-31 高橋 幸 日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (90865180) 本研究は、現在活況を呈しているミスコンテストの実態調査を通じて、ネオリベラリズムにおける「女らしさ」規範の強化のメカニズムを解明することを目的とする。ミスコンに参加する女性へのインタビュー調査と、世界及び日本のミスコンの制度改革の調査をもとに、1)「保守的」な性別観とは異なるネオリベラルな「女らしさ」の肯定的受容という態度が見られること、2)ミスコンの制度的改革がミスコン的イベントの正当化ロジックを生み出していることを実証する。さらに、この経験的調査に基づいて、現代のネオリベラルなジェンダー意識とそれに基づくジェンダー秩序の理論モデル構築を行う。
- 古典派経済学のジェンダー視点による思想史的再検討:女性・再生産・環境 基盤研究(C) 4030000円 小区分07020:経済学説および経済思想関連 22K01411 2022-04-01 – 2025-03-31 板井 広明 専修大学, 経済学部, 准教授 (60405032) 本研究は、ジェンダー視点から、経済学を思想史的に検討するものである。とりわけA.スミス、J.ベンサム、T.R.マルサスといった古典派経済学が前提にする経済主体と人間の再生産の捉え方および方法論的前提を考察する。
これは、1990年代以降のフェミニスト経済学的視点から、従来の経済学の再検討を行なうことでもある。性別役割分業などのジェンダー不平等という現象に着目するだけでなく、その不平等が生み出される構造やその不平等を分析する経済学の経済人モデルなどの方法論的前提自体に潜むジェンダー・バイアスを、古典派経済学の時期にまで遡って検討する。 - 自由民主主義の危機とデモスの再検討―哲学とフェミニズムの導入による学際的研究 基盤研究(C) 4030000円 小区分06010:政治学関連 22K01308 2022-04-01 – 2026-03-31 山崎 望 駒澤大学, 法学部, 教授 (90459016) 研究目的は、自由民主主義を自明視することなく、民主主義の担い手であるデモス(民衆)に着目して、(1)自由民主主義の危機を明らかにし、(2)それを踏まえてデモス像の刷新を目指すことである。
具体的には、政治学の独占的な研究対象とされがちな民主主義について、(1)他者をめぐる哲学と、人民(people)という主体をめぐる哲学、そして(2)人間の脆弱性に着目し相互依存を重視するケアをめぐるフェミニズムと、国境を越えるフェミニズムという、二つの人文科学の観点を導入し、投票や熟議を通じて集合的な意思決定を行う、合理的で自律性の高いデモス像の刷新を試みる。 - 市民放射能測定における「装置」のマテリアル・フェミニズム研究 基盤研究(C) 2080000円 小区分01080:科学社会学および科学技術史関連 22K00276 2022-04-01 – 2025-03-31 水島 希 叡啓大学, ソーシャルシステムデザイン学部, 准教授 (60432035) 市民らが身の回りの放射能を測定する市民放射能測定は、日本の代表的な市民科学の1つである。一方で、原発事故による放射線被曝の評価をめぐっては、市民と主流の科学(国および職業科学者)との間に対立がある。この対立は、線量限度など「基準」をめぐる見解の相違において顕著だが、市民科学においては測定装置の選択や測定方法、測定対象の違いとして現れている。ではなぜ市民科学は主流の科学とは異なる装置を用い、異なる物を測定するのか。本研究ではマテリアル・フェミニズムの立場から、市民科学の測定実践における「装置」と物質のあり方に注目した分析を行い、対立の根底にあるリアリティの違いを明らかにする。
- ポスト・ブレグジットから見る20世紀英国文化―大都市移住者文化としてのモダニズム 基盤研究(B) 15080000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 22H00647 2022-04-01 – 2026-03-31 川端 康雄 日本女子大学, 文学部, 教授 (80214683) 本研究はブレグジット住民投票(2016年)の後の時点から20世紀イギリス文化を振り返り記述しようとするものであり、以下の3点にその特色が求められる。
1)20世紀イギリス文化をモダニズム文化の支配性と残滓性という観点から考察する。
2)モダニズム文化を、帝国主義期の大都市への移住者が作りだした文化と考え、その支配性を解明すると同時に、それへの代替的/対抗的文化を見出す。
3)文化史的観点から1880-2016年を長い20世紀とみなし、1950年代までの前期をモダニズム文化の構成要素が勃興する時期、1960年代以降の後期をモダニズム文化が残滓化しつつ新しい文化の生産に深く関与した時期とみなす。 - 家族をめぐる自由とその限界――婚姻の契約法化の内実と養育の制度の行方 研究活動スタート支援 2860000円 0105:法学およびその関連分野 21K20098 2021-08-30 – 2023-03-31 松田 和樹 早稲田大学, 法学学術院, 助手 (10906861) 本研究の目的は、家族をめぐる人々の自由の尊重を出発点とした上で、共同生活や養育におけるその自由の限界を法哲学的に研究し、婚姻法の契約法化の内実と養育の制度の最良の構想を明らかにすることである。成人間の関係については、契約の自由とその限界について考察してきた契約法の哲学の知見を参照することで整理・分析し、成人による子の養育については、子どもの権利の哲学も加えて参照することで整理・分析する。
- ジェンダー/セクシュアリティ研究における分析枠組みの再構築ー精神分析の視点から 若手研究 4160000円 小区分08010:社会学関連 21K13456 2021-04-01 – 2024-03-31 古川 直子 長崎総合科学大学, 共通教育部門, 講師 (50803847) 近年のジェンダー/セクシュアリティ研究における構築主義的アプローチは、ジェンダーとセクシュアリティをセックスという「自然」からラディカルに離床させたとされる。しかし実際のところ、この課題が真に実現されたとは言いがたい。それは「雌雄(男女)の別のあること」 と「性的な欲望や快」というセクシュアリティというタームの二つの語義が、いまだ不可分に結びついているためである。このセクシュアリティ概念によって、本質主義と異性愛主義への批判はきわめて不完全なものとなる。本研究は現在のジェンダー/セクシュアリティ論における分析枠組みを精査し、S・フロイトの精神分析によってその困難の乗り越えをはかるものである。
- 沖縄の米軍基地偏在をめぐるジェンダーと脱植民地主義――女性たちの社会運動を中心に 若手研究 4160000円 小区分08010:社会学関連 21K13417 2021-04-01 – 2025-03-31 里村 和歌子 九州大学, 比較社会文化研究院, 特別研究者 (70837955) 近年、沖縄への米軍基地の過重負担の現状を受け、沖縄の女性たちから基地は「日本人」も公平に負担すべきであるという県外移設の声が生まれた。しかし一方で、軍隊による性暴力の「痛み」はどこにも移譲できないとの批判が寄せられた。結果として議論が膠着し、一地域への基地集中という課題解決の議論につながらない現状がある。
そこで本研究は沖縄の米軍基地をめぐる女性たちを中心とした社会運動当事者が、ジェンダー関係、植民地支配関係の二つのポジショナリティをどう把握、節合、克服していくのかをその「声」から明らかにすることで、複数のポジショナリティを踏まえたフェミニズムの連帯可能性を理論的に探究する。 - 若手研究 4810000円 小区分02010:日本文学関連 21K12931 2021-04-01 – 2025-03-31 由尾 瞳 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (70791656) This research project examines the emergence of the category of “women’s literature” in early 20th-century Japan, focusing on a key period in Japanese history (1895-1935) when the modern field of “literature” (bungaku) was formed as part of the nation’s modernization process.
- 日本における第二波フェミニズムの成果と課題―理論的・実証的総括のために 基盤研究(C) 4160000円 小区分80030:ジェンダー関連 21K12500 2021-04-01 – 2026-03-31 佐藤 文香 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (10367667) 本研究は錯綜するフェミニズムの現状を整理し、「第二波フェミニズム」の思想的意義と達成、そして限界を考察しようとするものである。「第二波フェミニズム」を、改めて日本の歴史的文脈のなかに位置付けて理解し、その成果と課題を理論的・実証的に明らかにしたうえで、フェミニズムの新たな歴史叙述を模索していく。世代間の差異を強調した単線的な進歩史観を問い直し、日本のフェミニズムの評価を再検討することを目指す。
- フェミニストソーシャルワークの理論構築 基盤研究(C) 4030000円 小区分08020:社会福祉学関連 21K02027 2021-04-01 – 2026-03-31 横山 登志子 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (00295916) 本研究は、固定的な家族規範・性別役割規範が女性の抑圧を促進してきたという現状分析をふまえ、フェミニズムやジェンダーの視点からソーシャルワークの実践アプローチを理論構築することがねらいである。具体的には、家族や女性を支援するにあたり性別による社会的な役割規範や、「家族」への加重なケア負担を前提としない支援のあり方を示すことになる。そのためには、これまでのソーシャルワークにおける「家族」を、フェミニズム理論やジェンダー論を手がかりに再定義し、実践アプローチとしてのフェミニストソーシャルワークのスキルについて実践的・体系的に明らかにする。
- 1970年代から90年代における日本のレズビアン・コミュニティ:口述の運動史 基盤研究(C) 4030000円 小区分08010:社会学関連 21K01914 2021-04-01 – 2026-03-31 杉浦 郁子 和光大学, 現代人間学部, 教授 (40637443) 近年、日本の「LGBTコミュニティ」では、その歴史を記録、発信するプロジェクトが進められているが、レズビアンに関する発信は多くない。そこで本研究は、1970年代から90年代までの国内のレズビアン・コミュニティの形成と変容を、関係者へのインタビューから明らかにする。また、レズビアンによるこの時期の諸実践が、2000年代以降の「LGBTコミュニティ」に見られる差異への感受性(クィアな志向)とどのように接続しているのかを考察する。さらに、インタビューのウェブ公開、クィア領域における「語りのデータベース」構築を視野に入れ、調査手続きにおける配慮事項を検討する。
- インタビューの語りにみるジェンダー規範から考える女性活躍推進 基盤研究(C) 4160000円 小区分02060:言語学関連 21K00529 2021-04-01 – 2026-03-31 佐藤 響子 横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 教授 (80235332) 本研究は、女性活躍が進まない日本社会の背景にあるジェンダー規範の実態と変化を可視化することを目的とする。女子大学生と正規職を持つ女性にライフコースに関する半構造化インタビューを実施する。得られたデータを相互行為の社会言語学に根差した談話分析の手法を用いて総合的に分析する。新自由主義とポストフェミニズム思想が相まって女性の活躍が自己の選択と管理の下で称揚される現代、労働管理や制度の研究だけでは掬い取れない当事者の声に耳を傾けることを通じて、誰もが望む形で働くことができる社会、女性が輝ける社会に必要なことを世代間の意識の差も含めてた規範意識という側面から可視化することを狙いとする。
- 20世紀転換期の新しい女性小説と住空間の関係性―ウォートンとギルマンの場合 基盤研究(C) 2600000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 21K00404 2021-04-01 – 2024-03-31 石塚 則子 同志社大学, 文学部, 教授 (80257790) 20世紀転換期に活躍する女性作家たちは、19世紀半ばに称揚された男女領域分離主義や「ドメスティシティ(家庭らしさ)」言説に対して疑義を呈しながら、「家庭小説」や「マリッジ・プロット」から脱却し、新しい「女性小説」への展開を模索した。本研究は、イーディス・ウォートンとシャーロット・パーキンス・ギルマンを取り上げ、個としての女性の内面世界を住空間との関係性から考察し、新しい女性小説として両者の文学テクストを批評する方法を提案する。同時にマテリアル・フェミニズムの観点から両者の女性空間の創出の戦略、つまり女性のエンパワーメントの場としての「家庭」や「家」のあり方を考察する。
- シェイクスピア上演の現象学的研究:特殊な配役と「生きられた経験」としての観劇 基盤研究(C) 3120000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 21K00401 2021-04-01 – 2024-03-31 阪本 久美子 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (50319240) 本研究では、上演における身体、上演のメカニズムや登場人物、役者、観客の関係を探る上で、特にメルロ=ポンティの現象学に理論的支柱を求める。上演における物質的な環境での瞬時の知覚を理解するために、伝統的なミメシスの概念に則った表象の研究方法とは異なった、上演の現象学的方法論を用いた検証を行う。その際に、異性配役などの「特殊な」配役(特殊な身体)を含む上演やダブリング(身体の共有)を検証することにより、現象学で言われる「生きられた経験」としての観劇のメカニズムを解明したい。同時に、現象学的方法論のシェイクスピア上演研究への有用性を探る。
- 周縁にて女性が書く行為をめぐる言説構造の解明:現代沖縄文学の多層性への新たな視座 基盤研究(C) 3120000円 小区分02010:日本文学関連 21K00299 2021-04-01 – 2025-03-31 翁長 志保子 高知工業高等専門学校, ソーシャルデザイン工学科, 講師 (70805671) 本研究では、1970年代後半から90年代初頭に登場した沖縄の女性作家たちの活躍に焦点を定め、女性が書く行為をめぐる言説構造について分析を行う。
復帰後沖縄で求められた「女性らしさ」「沖縄らしさ」が、県内外の文壇や社会に与えた影響を女性作家の作品やそれを取り巻く言説の分析で明らかにする。その際2000年以降の「消費される<沖縄>」にあるジェンダーの問題、沖縄の女性作家作品における表現や表象に着目し、東京を中心とした文壇との同時代性だけで測ることのできない地方(周縁)の多層性も考察することで、周縁において女性が書く行為をめぐる困難と多層性を研究する。それを日本の近現代文学における自己批評につなげる。 - ポストフェミニズム下における現代美術の学際的分析 基盤研究(C) 3380000円 小区分01070:芸術実践論関連 21K00226 2021-04-01 – 2025-03-31 竹田 恵子 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (30726899) 本研究は主にメディア研究の領域で行われてきた最新のフェミニズム研究成果を取り入れ、日本現代美術の動向を【(A)教育】【(B)労働】【(C)表象】の各制度を学際的に分析し3者の関係から日本現代美術における「ジェンダー秩序」を明らかにすること目的とする。資料調査、社会調査(質的調査・量的調査)、表象分析といった多数の視点から4年間にわたる調査を実施する。
- 戦後美術における社会思想・社会運動と口述史の研究 基盤研究(C) 4160000円 小区分01060:美術史関連 21K00174 2021-04-01 – 2024-03-31 足立 元 二松學舍大學, 文学部, 講師 (40532487) 本研究は、1940年代後半以降1990年代までの日本美術を様々なレベルの社会思想・社会運動と絡み合うものとして捉え、主にオーラル・ヒストリー(口述史料およびその研究)の手法を用いて明らかにする。特に、政治・環境・フェミニズム・障害者・技術革新など様々なレベルの思想・運動に注目し、美術が社会と切り結びながら展開してきた有様を解明する。
- 権力の批判理論の構築:フランクフルト学派、フェミニズム、人種の哲学を架橋する試み 特別研究員奨励費 1950000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 21J00128 2021-04-28 – 2024-03-31 本研究は、フランクフルト学派研究とフェミニズム、人種の哲学研究を架橋することで、ジェンダーや人種にかかわる具体的な権力現象を分析し、批判できる新しい批判理論を構築することを目指す。
具体的には、申請者がこれまで行ってきた「批判理論における批判の方法論」にかんする研究を現代の権力論を用いて発展させ、「構造的な権力」を批判する議論枠組みを形成する。その上で、ジェンダー・アイデンティティの再生産や、人種的アイデンティティにもとづく知識形成過程からの排除といった現象に含まれる権力現象を分析し、批判できる理論を提示する。 - アメリカ(中/南)西部文学におけるトランスリージョナリズムとエコフェミニズム 基盤研究(B) 16510000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 21H00513 2021-04-01 – 2026-03-31 山本 洋平 明治大学, 理工学部, 専任准教授 (40646824) 本研究は、西部文学・西部表象を移動・環境・女性の観点から捉え直すことを試みる。これまでの研究の多くが東部作家による西部表象の問題を扱ってきたのに対し、本研究は、西部へと流入してきた作家、あるいは、西部間を移動する作家が西部をどのように描いているのかという問いを主軸に置く。この問いを考える上で、トランスリージョナリズムという本研究独自の概念(ヒト・モノの移動が地域に及ぼす文化的諸相)を提唱する。さらに、主として男性作家に担われてきた西部文学にあって女性はどのように描かれているのか、女性作家は西部をどのように描いているのか、移動の文化と女性との関係はいかなるものか、といった問いを追究する。
- 現代詩のインターテクスチュアリティと翻訳をめぐる研究ー伊藤比呂美を参照枠として 研究活動スタート支援 1040000円 0102:文学、言語学およびその関連分野 20K21996 2020-09-11 – 2023-03-31 福尾 晴香 日本大学, 文理学部, 助手 (50875789) 本研究は、詩や散文におけるインターテクスチュアリティ(「引用」に関する問題)と翻訳の問題について扱っている。こうしたテーマを設定することで、文化横断的、ジャンル横断的な研究が可能となり、現代文学と古典文学の関係性や時代状況との関わりを解き明かす糸口となる。具体的には、伊藤比呂美の詩と散文を参照枠とし、伊藤が近世や中世の文学を引き受けることによって詩の概念を更新し、表現としてのフェミニズムに奥行きのある地平を切り拓いてきた、その文学活動の意義を、実証的な資料調査やテクストの分析によって明らかにするものである。
- トニ・モリスンの9/11以降の運動と対テロ戦争下のフェミニズム 研究活動スタート支援 1820000円 0102:文学、言語学およびその関連分野 20K21962 2020-09-11 – 2023-03-31 五十嵐 舞 新潟県立大学, 国際地域学部, 講師 (70881978) 本研究は、アフリカ系アメリカ人女性作家トニ・モリスンによる執筆を通じた運動を、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降の文脈に位置づける試みである。その方法として、作品を9/11以降の対テロ戦争をはじめとするアメリカの国内外の政治状況や、黒人・女性・性的マイノリティなどマイノリティに関する言説を踏まえて読み解くことを行う。ナショナリズムの高揚との関係でマイノリティの運動が複雑化する時代において、彼女の運動がもつ可能性を明らかにする。
- 東アジア・東南アジアでのLGBTの実態とその権利擁護に向けた実証的・理論的考察 挑戦的研究(開拓) 20020000円 中区分5:法学およびその関連分野 20K20508 2020-07-30 – 2024-03-31 吉田 邦彦 北海道大学, 法学研究科, 教授 (00143347) LBGTの動きは欧米中心的に進められているが、本研究は第1に、とくに理論面で充分にそれを咀嚼し、第2に、その各論的・実務的問題に即して差別実態を明らかにし(具体的には、婚姻・家族形成(養子、人工生殖)問題のみならず、社会的暴力(歴史的不正義)・家庭内のドメスティックバイオレンス、性別を巡る諸問題(職場差別、社会保障法の差別など))、打開策を追求する。第3に、欧米と東アジア・東南アジアとの比較から、今後の変革のあり方を展望する。その際に、台湾やカンボジアなどの状況が比較的リベラルであることに鑑みて、その由来・動向に注目して、日韓との相違を理解し、東アジア・東南アジア全体の状況の底上げを図る。
- 越境する画家、越境する作品世界:富山妙子の軌跡と芸術をめぐる歴史社会学的研究 挑戦的研究(開拓) 25740000円 20K20272 2020-04-01 – 2021-03-31 真鍋 祐子 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00302258) 1921年生まれの現役画家・富山妙子の作品世界は、1970年代以降、社会参与を通して世界の歴史的動態に働きかけてきた。特に1980年に韓国で起きた光州事件では、いち早くその惨劇を版画作品にし、日本からドイツ、アメリカなどを中継して世界中に周知させる役割をはたし、それが非合法に韓国にも入り民主化運動を励ましたと評価される。本科研はそうした富山妙子の思想と作品世界がどのように構築され、また制作された作品がどのように世界へ伝播し、その意味世界が世界の歴史的動態にどのような波紋を与えたかを明らかにする。あわせて富山所蔵の作品や資料の歴史学的価値に鑑み、それらのデータベース化と公表を目指している。
- ファンタジーの存在論にみるジェンダー撹乱――ボーイズ・ラブに関する系譜学研究 若手研究 3640000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K20094 2020-04-01 – 2024-03-31 張 イヨウ 同志社女子大学, 現代社会学部, 助教 (50827730) 本研究は、ボーイズ・ラブ(BL)の核心をなす男性性をめぐる女性のファンタジーのメカニズムに焦点を当て、BLにおける男性性の表象の系譜を追跡することにより、男性性をめぐるファンタジーが異性愛中心主義のジェンダー構造の中にいかに存在するかという「ファンタジーの存在の論理」を解明する。その上で、さらにファンタジーとジェンダー構造の相互関係から、BLが異性愛中心主義のジェンダー構造にもたらしうる撹乱の可能性を探ることを目的とする。
- 複合差別を克服するための支援者の学習―カナダの先住民女性のコミュニティの事例 若手研究 3250000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K20093 2020-04-01 – 2024-03-31 矢内 琴江 長崎大学, ダイバーシティ推進センター, 准教授 (60732667) 本研究の目的は、カナダにおける先住民女性によるパートナーからの暴力被害にあった先住民女性の支援コミュニティMissinakの実践分析を通して、マイノリティ女性たちの複合差別を克服していくための支援者自身の学習プロセスを可視化し、プロセスの構造と構成要素を明らかにすることである。本研究は、4年間の計画とし、Missinakの支援者、Missinakを支援する専門家へのヒアリング調査を行い、そのヒアリング内容を記録化し、組織学習論的観点から分析する。それにより、マイノリティ女性を支援する現場において、より効果的な支援を実現する実践知の習得のための理論的枠組みを提供したい。
- 仏旧植民地出身移民(の子孫)の抵抗ーーインターセクショナルな連合の不/可能性 若手研究 3120000円 小区分08010:社会学関連 20K13667 2020-04-01 – 2024-03-31 田邊 佳美 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師 (40869880) 本研究は、フランスにおける旧植民地出身移民(の子孫)の抵抗における当事者および非当事者間の連合(coalition/alliance)の可能性と非可能性を明らかにすることを目指す。より具体的には、パリ市近郊のマイノリティ集住地区で活動する女性団体での参与観察と聞き取り調査を通して、どのような戦術(tactiques)や実践(praxis)が、人種・階級・ジェンダー・障害・学歴など絡み合う権力関係に状況付けられたアクター間の連合を可能にするのか、逆に何がそれを妨げ支配の構造を温存・再生産してしまうのかを明らかにすることを目指す。
- 1920年代~30年代ソ連文化におけるジェンダー表象 若手研究 3510000円 小区分01040:思想史関連 20K12827 2020-04-01 – 2024-03-31 北井 聡子 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 講師 (40848727) 本研究は、十月革命から1936年までのソ連におけるジェンダー/セクシュアリティの表象を分析することを目的とする。革命期から20年代中頃にかけては、男女平等、家族死滅、そして性解放が謳われたリベラルな時代であったのに対し、1930年代は家父長的家族が礼賛される保守的なジェンダー規範のみが許される時代へと変化した。本研究では、この家族や性をめぐる180度の方向転換がなされる過程において、ボリシェヴィキ内でなされた議論を検討し、またそこで産まれた文学や絵画作品を分析していく。最終的には対極的な2つの時代を断絶ではなく、一つの連続性の中に記述することを目標とする。
- インドネシアにおけるフェミニズム運動とイスラーム 基盤研究(C) 4290000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K12470 2020-04-01 – 2024-03-31 見市 建 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (10457749) 本研究は、非欧米諸国のなかでは極めて先進的なインドネシアにおけるフェミニズムの体系的な理解を提示する。イスラーム法の革新的な解釈に基づくフェミニズムとこれに反対する勢力の思想内容と運動の系譜、両者の戦略を分析する。またジェンダー関連法案の政治過程に注目し、インドネシアにおける政治過程と政治・社会運動の構造を明らかにする。
- 米国フェミニズムにおける多様性概念の形成とプエルトリカンのジェンダー 基盤研究(C) 4160000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K12461 2020-04-01 – 2024-03-31 三宅 禎子 岩手県立大学, 高等教育推進センター, 教授 (30305271) 米国領土プエルトリコは法的な植民地状況にある現代世界では数少ない地域の一つである。本研究の目的は、植民地状況にあるプエルトリコとメトロポリスとの境界線上で展開されるプエルトリカン・ジェンダーの動態の記述と分析を通して、米国フェミニズムにおける多様性の概念の形成と変容の過程とプエルトリカン・ジェンダーとの関係を明らかにすることにある。特にプエルトリカン・フェミニズムが関与してきた差別・植民地性の関係に注目し、その特殊性と米国で提起された多様な女性たちを包摂するインターセクショナル・フェミニズムとの関係を解明する
- セクハラ・性暴力問題の女性のエンパワーメントによる解決のための比較社会学的研究 基盤研究(C) 4290000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K12460 2020-04-01 – 2023-03-31 牟田 和恵 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80201804) 本研究は、日本における性暴力・セクハラ問題についての取り組みをとくに女性のエンパワーメントを通じて前進させるために、近年めざましい変化を遂げている韓国の経験に学びながら、またこれまで日本で女性たちが沈黙を強いられてきた状況や構造を分析することを通じて、その方途を探る試みである。何が女性たちの声を抑圧しているかについて、ネット上のバッシングや攻撃について調査分析を行う。
- ホスト国における移民の社会的統合―「ウィンドラッシュの娘たち」の経験から 基盤研究(C) 4030000円 小区分80030:ジェンダー関連 20K12457 2020-04-01 – 2023-03-31 堀内 真由美 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (60449832) 近年の移民規制や移民排斥の潮流がもたらす深刻な影響は、欧州における反移民政治勢力の伸長、英国のEU離脱問題、「トランプ現象」などを通して頻繁に伝えられている。その一方で、植民地主義の近代史を紐解き、異なる言語文化や民族性を持つ人々が暮らすようになった経緯を丁寧に解説し、移民排斥勢力に対して、過去の支配―被支配関係に立ち戻る歴史的理解を促す地道な努力が続けられている。このような取り組みのうち、イギリスにおける事例を取り上げ、西インド諸島への植民地化から、脱植民地への過程、「ウィンドラッシュ世代」と呼ばれる移民の過酷な体験、その次世代が担ったイギリス社会への異議申し立て運動の諸相を明らかにする。
- 女性支援政策の構築に向けた婦人保護事業の現代的再編に関する研究 基盤研究(C) 3510000円 小区分08020:社会福祉学関連 20K02249 2020-04-01 – 2024-03-31 湯澤 直美 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (00277659) 研究目的を達成するために、①婦人保護事業の生成過程に関する歴史資料研究、②売春防止法第 5 条(勧誘罪)違反により処罰対象となる女性の現状把握、③地方自治体を対象とした婦人保護行政の位置づけに関するアンケート調査、④婦人相談員の業務内容を明ら かにするタイムスタディ調査/インタビュー調査、および婦人相談員の労働環境を把握するためのアンケート調査を実施する。
上記の研究課題の論証を踏まえ、女性支援政策の構築に向けて婦人保護事業の現代的再編をいかに展望するのかを明らかにすると同時に、ナショナル・ルールの確立や政府統計の改善策に関する具体的な提案を行う。 - ヴィクトリア時代の合理主義的フェミニズム:ユニテリアン・ウーマンの社会改良思想 基盤研究(C) 3900000円 小区分07020:経済学説および経済思想関連 20K01581 2020-04-01 – 2023-03-31 舩木 恵子 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (00409369) 本研究はイギリスにおける古典的フェミニズム思想とされるリベラル・フェミニズムの転換点が、ヴィクトリア時代に生じた合理主義的なフェミニズム思想にあるのではないかという問いを設定し、ヴィクトリア時代のフェミニズムの独自性を明らかにするため、ユニテリアニズムに着目する。ユニテリアニズムは寛容法以降、特に合理的社会形成に男女平等教育を強調する。19世紀の時代的特徴を持つ諸思想と寛容法以降のユニテリアニズムの融合が20世紀初頭の女性参政権運動に代表される男女平等志向の思想形成をしたのではないかという推論を具体的に検証し分析を進める。
- セクシュアル・マイノリティとしてのファットと言語実践についての人類学的研究 基盤研究(C) 2210000円 小区分04030:文化人類学および民俗学関連 20K01225 2020-04-01 – 2023-03-31 碇 陽子 明治大学, 政治経済学部, 専任講師 (10791866) 本研究では、ファットと性的アイデンティティの関係を見るために、クィア・ファットやレズビアン・ファットと名乗る人たちの言葉に注目し、以下二つの調査を行う。①レズビアン・ファット、クィアといったアイデンティティの表現がどういう時に使われ、どのような主体概念やセクシュアリティを表すのか、②アイデンティティや主体に注目するのではなく、出来事や行為に沿って契機する、複数の主体の概念や時間の概念とはいかなるものかを、人類学的調査から明らかにする。特に②の分析において、性に関する現象に性的アイデンティティの表現だけでなく、欲望や抑圧、快楽、恐怖などの言葉もデータに含める。
- サルトルのモラル論の展開と「ラッセル法廷」 基盤研究(C) 2210000円 小区分02040:ヨーロッパ文学関連 20K00471 2020-04-01 – 2023-03-31 南 コニー 金沢大学, 国際機構, 准教授 (10623811) 本研究は、サルトルがその晩年のモラル論の中で提起した概念「単独的普遍」がいかにして「ラッセル法廷」へと展開していったのか、その過程を読み解きつつ、今後の可能性を探ろうとする考察である。「ラッセル法廷」は、1967年、ベトナム戦争の犯罪性を訴えるラッセルとサルトルの両者によってストックホルム、東京、ロスキレの三都市で開催され、世界的に大きな反響を呼び起こしたが、このような民衆法廷は今日もなお、国際格差の是正を求める「グローバル・ジャスティス」の動きと連動して世界中で開催されている。この法廷をサルトル晩年のモラル論の有意義な展開のひとつと位置づけつつ、現代的意義を探り、その射程を究明する。
- 人種主義を問い直す:アンドレア・レヴィとゼイディ・スミスの作品の考察 基盤研究(C) 2600000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 20K00444 2020-04-01 – 2023-03-31 齊藤 みどり 都留文科大学, 文学部, 准教授 (30759858) 人種主義を問い直す:アンドレア・レヴィとゼイディ・スミスの作品の考察
近代国家の限界は、言語、人種、文化、国民の同一性を基盤としていることであり、その限界は近年問い直されている。カリブ海地域の作家たちは植民地思想と深く結びついた人種主義の空虚さを作品で考察してきたが、その姿勢こそがいまの日本で求められるものである。本研究では、ミックス・ルーツを持ち、さらなる研究が望まれる二人のジャマイカ出身の作家であるアンドレア・レヴィとゼイディ・スミスの作品における人種の表象に焦点を当てる。 - 英米児童文学におけるポストフェミニズム時代のヒロイン像 基盤研究(C) 4290000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 20K00416 2020-04-01 – 2023-03-31 谷口 秀子 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (70179092) 本研究は、1990年以降の、「男女平等は達成されたので、もはやこれまでのようなフェミニズムは必要ない」(Shelley Budgeon,”The Contradictions of Successful Femininity”(2011) 他参照) という考え方が見られるようになった、いわゆるポストフェミニズム時代に発表された英米の児童文学作品における女性像、とりわけ、ジェンダーにとらわれない強いヒロイン像を分析し、ポストフェミニズム時代の英米児童文学における強い女性表象の特徴と全体像を明らかにしようとするものである。
- ガンディーのジェンダー論:エコロジカル・フェミニズムとの関連において 基盤研究(C) 2860000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 20K00008 2020-04-01 – 2023-03-31 石井 一也 香川大学, 法学部, 教授 (70294741) 本研究は、ガンディーのジェンダー論をエコロジカル・フェミニズムとの関連において分析しようとするものである。女性を非暴力の象徴と見なす彼のジェンダー論は、本質主義として批判される側面をもちうる。にもかかわらず、権利や自由が尊重される近代社会での男女平等化のベクトルとは異なり、生命の再生産を重視するフェミニズムの観点から、両性間の役割に関するガンディー思想を捉えなおす必要がある。そうした作業は、産業の生産性を追求して環境と人間の破壊を進めてきた近代主義を乗り越え、社会科学が、人間と人間、人間と自然の間のコンヴィヴィアルな(自立共生的な)関係性を構築する縁として、重要な学術的意義をもつ。
- フェミニスト制度論における「ジェンダー化された制度」概念の理論的体系化 特別研究員奨励費 3400000円 小区分80030:ジェンダー関連 20J21678 2020-04-24 – 2023-03-31 本研究の目的は、ジェンダーと結びついている政治現象のメカニズムを、制度とアクターの双方を射程に入れながら把握するためには、いかなるアプローチが有効であるのかを明らかにすることである。この目的を達成するために本研究では、フェミニスト制度論における「ジェンダー化された制度」概念を理論的に体系化することを試みる。より具体的には、同概念をめぐる議論を、(1)フェミニスト的/ジェンダー的視座とは何か、(2)制度とは何か、(3)制度-アクター関係をどのように理解するか、(4)制度変化をどのように説明するか、という4つの論点に分節化したうえで、これらの論点に体系的に取り組むことを目指す。
- 「髪は女のいのち」を問い直す:脱毛症女性の「生きづらさ」への対処戦略の検討から 特別研究員奨励費 900000円 小区分80030:ジェンダー関連 20J12027 2020-04-24 – 2022-03-31 本研究の目的は、髪のない女性たちの「生きづらさ」とそれへの多様な対処戦略を明らかにすることを通して、「女性に髪があるのは自然であたりまえ」「女性の髪は美しいほうが望ましい」とされる常識的価値規範をジェンダーの視点から問い直すことにある。
主な研究の方法は、「もう生きづらさを感じない」「乗り越えた」と語る当事者の女性たちを対象としたライフストーリーの聞き取り調査である。彼女たちは、先天的・後天的な病気(先天性脱毛症、円形脱毛症、抜毛症)によって、まだら頭やスキンヘッドになった経験をもつ。
本研究の成果は、女性の身体と生き方におけるジェンダー平等・正義の達成に資する可能性を秘めている。 - メルロ=ポンティを手がかりとした現代における哲学者のエートスの探究 特別研究員奨励費 2860000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 20J00448 2020-04-24 – 2023-03-31 本研究の目的は、20世紀フランスの実存主義哲学者モーリス・メルロ=ポンティの思想の研究、および彼の思想を手がかりとした哲学史の研究を通して、近代以後の学問の発展の中で忘却された「生き方」としての哲学を復権することである。
具体的には、「書くこと」をめぐるメルロ=ポンティの議論に注目して、哲学と政治の関係という問題に対する彼の見解を明らかにし、その見解の独自性を (1) 先行する現象学者や同時代の実存主義哲学者たちの議論、および (2) ミシェル・フーコーやピエール・アドなど、「生き方」という観点から哲学史を読み解いた論者たちの議論との比較を通して浮かび上がらせることを目指す。 - メルロ=ポンティにおける身体概念の再考とその応用 特別研究員奨励費 2470000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 20J00292 2020-04-24 – 2023-03-31 本研究は、20世紀フランスの哲学者メルロ=ポンティの身体概念を、彼の「制度化・受動性」講義の解釈により、捉え直し、今日の社会構築主義に見られる人種・民族、セクシュアリティの議論に接続することで、メルロ=ポンティの身体概念そのものを社会・政治的なものを含んだ概念へと拡張すると同時に、ジェンダー研究及びエスニシティ研究に寄与することを目的としている。
- 男女共同参画の政治過程の政治学的再検討―リベラル・フェミニズムの問題に着目して 基盤研究(B) 14300000円 小区分06010:政治学関連 20H01447 2020-04-01 – 2024-03-31 武田 宏子 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (20622814) 本研究計画の主要な研究課題は、1990 年代以降に「男女共同参画」と「女性活躍」の政治が行われてきたにもかかわらず、なぜ日本ではいまだに高い程度のジェンダー不平等が観察されるのか明らかにし、それによりリベラル・フェミニズムが孕む問題を理論的に検討する一方で、日本においてジェンダー平等を実現するための政治過程を構想することを目指す。
- 冷戦文化形成期(1945-1970)韓国文学・文化史の再認識 基盤研究(B) 17290000円 小区分02050:文学一般関連 20H01252 2020-04-01 – 2025-03-31 渡辺 直紀 武蔵大学, 人文学部, 教授 (80409367) 冷戦文化形成期(1945-70)に、韓国の文学界や文化界で知的認識の枠組みや方法論が、アメリカのみならず日本を経由したそれとどう交渉しながら再編成されたかを研究する。それは文化的な中心が日本からアメリカに変更したということではなく「ポスト帝国」的な状況であった。関連研究はこれまで、アメリカからの影響を中心に探求してきたが、本研究では日本を経由したそれをも念頭に入れつつ国際共同研究を進める。
- 日本における女性映画パイオニア:フェミニスト映画史の国際的研究基盤形成 基盤研究(B) 13260000円 小区分01050:美学および芸術論関連 20H01200 2020-04-01 – 2025-03-31 木下 千花 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (60589612) 本研究は、「女性映画パイオニア」、つまり監督やプロデューサー、編集や記録などのスタッフ、さらに批評家など「作り手」として日本の映画産業・文化に貢献した女性の活動と作品を発掘する。海外におけるフェミニスト映画史の方法論と対話しつつ、著名な監督から無名のスタッフまで、忘れられてきた女性映画人のキャリアを復元・分析し、日本映画産業史の分脈のなかに位置づけることで、ジェンダーと映画の関係について議論し研究交流を行う国際的なプラットフォームを構築する。成果は学術論文や書籍として発表し、さらにウェブサイトや上映会・講演会の活動を通してアウトリーチを行うことで社会に貢献したい。
- 母親の政治参加に関する課題の検討-ケア労働者の政治運動に着目して 研究活動スタート支援 1820000円 0108:社会学およびその関連分野 19K23268 2019-08-30 – 2023-03-31 元橋 利恵 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (50846748) 本研究の目的は、母親たちの政治運動とその参加者への質的調査を行い、ケアに従事する人の政治参加に関わる、実態、困難、課題を具体的に明らかにすることである。ケア・フェミニズムの潮流や欧米の母親のアクティビズムに関する理論および知見を援用することによって、母親たちによる母親業の経験に基づいた社会・政治参加や自らをエンパワメントする実践の検討を行う。それらを通じて、母親のエンパワメントの重要性や母親中心の子育て環境の重要性について議論を行う。
- 忘却と継承―中国古典怪奇小説集『聊斎志異』の日本受容史と「聊斎話」の再発見 研究活動スタート支援 1430000円 0102:文学、言語学およびその関連分野 19K23075 2019-08-30 – 2022-03-31 陳 潮涯 大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (60845361) 本研究は、ハイカルチャーから大衆文化に至るまで日本における中国怪奇説話集『聊斎志異』(清・蒲松齢)の受容研究である。まず日本各地図書館が所蔵する『聊斎志異』の版本を整理し、各版本の流通状況を解明する。続いて江戸後期から現在までの『聊斎志異』の翻訳書、研究書を収集し、整理し、『聊斎志異』の日本翻訳史をまとめる。最後は、大衆文化における『聊斎志異』のアダプテーションと「聊斎話」の例を見つけ出す。「聊斎話」とは、愛らしい妖精、狐、仙女が不遇な人間男子を愛する異類婚姻譚で、『聊斎志異』の最も評価されている部分である。「聊斎話」の受容と変形から、『聊斎志異』の隠れた影響力と日本人の中国認識を考察する。
- 研究活動スタート支援 1300000円 0102:文学、言語学およびその関連分野 19K23048 2019-08-30 – 2021-03-31 BURITICAALZATE Juliana 国際基督教大学, 教養学部, 特任助教 (00847395) This research aims to explore the representations of families and parenting in a selection of literary texts by contemporary Japanese women authors. It uses feminist theory to “queer” the family; that is, it applies a mode of questioning to literary representations to expand the concept of family.
- Asian Women on the Move: Migration, Memory and Gender in Contemporary Performance 挑戦的研究(萌芽) 6370000円 中区分1:思想、芸術およびその関連分野 19K21617 2019-06-28 – 2023-03-31 エグリントン みか 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (50632410) 未だ男性西洋中心主義が根強い社会と舞台芸術に潜む諸問題を、社会的弱者・少数派とされがちな女性、東洋、「アジア」の視点から共有・討議・考察しながら、ネットワーク構築、プラットフォーム構築、アーカイヴ構築を行う。1)公の歴史や言説から取りこぼされがちな女性の声と体験と記憶を共有するためにフィールド・ワークを行い、舞台芸術を巡る過去と現在進行形を把握し、持続可能な協力体制と磁場を生み出す。2)女たちの声、体験、記憶を集め、多種多様な民族・言語・文化を持つアジアの国々が独自の表現様式を再確認しつつ、新たな舞台芸術を創造する。3)アジアと女性の視点から既存体制に疑義を申し立て社会批評と変革を模索する。
- チリ先住民マプーチェの女性運動の歴史と現在―ジェンダーとエスニシティの視点から 若手研究 4290000円 小区分80030:ジェンダー関連 19K20589 2019-04-01 – 2023-03-31 柳原 恵 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (80837253) 南米チリ共和国の先住民マプーチェは19世紀のチリ独立以降、開発によって領地を追われつづけ、現在に至るまで土地と権利の回復を求める運動を行ってきた。近年、マプーチェの若い女性たちのなかから、既存の先住民運動とは視座を異にする、先住民であること、そして女性であることに起因して彼女らが直面する差別や困難に立ち向かう動きが立ち現れはじめている。本研究の目的は、「マプーチェ・フェミニズム」と呼ばれ始めたこの新しい女性運動とその担い手たちに着目し、アメリカ大陸「発見」以降500年の歴史のなかに位置づけながら、その思想と活動の内実をジェンダーとエスニシティ(民族性)の視点から明らかにすることである。
- 「女流画家」のジェンダー的言説分析ー占領期・ポスト占領期の女性運動の一側面として 若手研究 3770000円 小区分80030:ジェンダー関連 19K20582 2019-04-01 – 2023-03-31 中嶋 泉 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (30737094) 「女流画家」は、終戦後から1960年代半ばにかけ、女性解放や民主化を象徴するものとして、美術専門誌から大衆誌、米国政府の機関紙まで多様な媒体で論じられた。その議論の幅広さと注目の度合いにおいて、「女流画家」が、新たな存在である女性の「文化生産者」として、戦後の女性運動、とくに占領期とポスト占領期における女性政策に関するイデオロギーの多層性と変化を複雑に反映する政治的存在であったと考えられる。本研究では、終戦直後から1960年代半ばの言説を調査対象に、美術史のみならず女性史、戦後占領史の資料を横断的に検証することで、「女流画家」が戦後のイデオロギー的変化のなかで担った役割の内実を明らかにする。
- 社会運動における排除・周縁化のメカニズム――活動従事者の日常に注目して 若手研究 4160000円 小区分08010:社会学関連 19K13929 2019-04-01 – 2022-03-31 富永 京子 立命館大学, 産業社会学部, 准教授 (70750008) 本研究は、社会運動の従事者たちが集まって運営するシェアハウス・スクウォットハウスを通じて日常的に、私生活を通じて政治的な理念と規範を実践・再生産し、またそれをデモや政策提言といった集合的な社会運動へと反映する過程を検討する。活動家内での生活実践を通じた規範・作法への適応や、相互調整や葛藤の過程を明らかにし、異なる規範や作法同士の衝突・排除へと帰結するメカニズムを明らかにする。
- ヴィクトリア朝におけるフェミニズムと人権理念の関係について 若手研究 2860000円 小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 19K13382 2019-04-01 – 2023-03-31 田村 理 北海道大学, 文学研究院, 専門研究員 (00768476) ヴィクトリア朝のイギリスにおけるフェミニズムの形成過程を明らかにする。注目すべきは、「万人は生来にして自由」と謳う人権理念が、女性に対して拡張適用されたという事実である。そのことに付随する有効性および問題点を、港湾都市リヴァプールで貧困女性の支援に携わっていた、J・バトラ(Josephine Butler, 1828-1906)の思索と生涯に即して明らかにする。
- 姉妹をめぐる文学の言説――ドイツ語と日本語の文学を中心に 若手研究 4030000円 小区分02050:文学一般関連 19K13146 2019-04-01 – 2023-03-31 宮崎 麻子 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (60724763) 複数の姉妹たちを文学作品が描き分けるとき、そこには多様な女性性のモデルが示される可能性がある。姉妹たちのあいだの差異は、出身地や所属階級といった社会条件の差異に還元されることがなく、女性の個性の多様さとして現れる。
姉妹を描く文学作品を政治的言説として分析することを通して、<女性像の画一化と多様化>、<女性どうしの関係性>、<ジェンダーと家族>といった論点に新たな光をあてながら議論することを目指す。
その一環では、日本語や英語の文学との比較の視点から、ドイツ文学のカノンに大人数(三人以上)の姉妹があまり現れないことの意味や理由を問うことも試みる。 - ラ・プラタ地域における女性詩人の系譜(モデルニスモ期以降) 若手研究 1560000円 小区分02040:ヨーロッパ文学関連 19K13144 2019-04-01 – 2022-03-31 駒井 睦子 清泉女子大学, 文学部, 専任講師 (00814758) 本研究は、ラテンアメリカ諸国の中でも文学活動がとくに盛んなラ・プラタ地域(アルゼンチンとウルグアイ)において、近代(特に1890年代の終わりから1930年代まで)の女性詩人の創作が、それ以降21世紀に至る両国の女性詩人にいかなる影響を及ぼしてきたかを考察する全体構想の一環である。研究期間中の具体的な目的は、近代ウルグアイを代表する二人の女性詩人(マリア・エウヘニア・バス・フェレイラとデルミラ・アグスティーニ)が相互にどのようにかかわりあい、アルゼンチンの女性詩人(アルフォンシーナ・ストルニ)の創作にどのような影響をもたらしたのか、三者の作品を分析しながら検討することである。
- 社会批判の時間性―ディストピア文学とSFにおけるノスタルジアの逆説性の探求 若手研究 2210000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K13119 2019-04-01 – 2023-03-31 中村 麻美 立教大学, 文学部, 助教 (80827709) 本研究は主に20世紀から現代におけるディストピア文学・SFの読解を通じ、ノスタルジアという情動が如何に社会批判のレトリックを構成するかを吟味し、その諸相を解明する。具体的には(1)Ishiguroの諸作品におけるノスタルジアの美学化(2)Grayの_Lanark_における故郷グラスゴーの神話創造(3)Dickの諸作品におけるノスタルジアとシミュレーション(4)Le Guinの諸作品における帰郷概念・ノスタルジアにおけるジェンダー差といった問題群を究明する。社会批判を過去(記憶)と未来(想像・創造)という時間的側面から検討し、毒、また薬/媚薬ともなり得るノスタルジアの逆説性を探求する。
- 知識形成における多様性と客観性の認識論的基盤の研究 若手研究 1300000円 小区分01080:科学社会学および科学技術史関連 19K13047 2019-04-01 – 2022-03-31 二瓶 真理子 松山大学, 経済学部, 准教授 (50770294) 科学的知識の客観性=「価値自由」という見方は、近年科学哲学上でも影響力を失いつつある。科学は、社会のなかの一事業として、様々な諸価値や状況からの影響をうけざるをえない。しかし、同時にそれは、特定の個人や立場のみに占有されるのではなく、社会全体に共有される公共知でもあるべきだ。こうした新しいいみでの「客観性」概念を担保するひとつの要素として、近年、科学者共同体内部の価値観、信念背景、立場、観点などの「多様性」を重要視する見方が、提起されている。さまざまな観点をもつものによる共同体部の相互批判により、科学知のステイタスを確保するという見解だ。本研究は、このような見解の是非と意義を理論的に検討する。
- 20世紀フランス前衛美術における価値評価システムの形成と美術制度の役割 若手研究 4160000円 小区分01060:美術史関連 19K13003 2019-04-01 – 2023-03-31 松井 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (40774500) 本研究は、次の三点にそって調査・検討する。
【I.前衛の美術館コレクションの形成過程の解明】20世紀前半のフランスの美術館において前衛芸術が美術館購入の対象となるまでのプロセスや、作品購入の傾向の年次変化を明らかにする。
【Ⅱ.前衛芸術家による美術教育】前衛芸術家が私的なアトリエでほどこした美術教育の手法を調査する。
【Ⅲ. 美術史の言説と前衛の制度化】同時代の美術史的な著述における前衛芸術運動や運動に関わった芸術家の位置付けについての考察をおこなう。 - 承認の両義性を捉える批判理論の構築-イデオロギー的承認の批判 若手研究 1820000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 19K12936 2019-04-01 – 2022-03-31 成田 大起 成蹊大学, 法学部, 研究員 (60823789) 本研究の目的は、「承認」のポジティヴな側面とネガティヴな側面の双方を適切に捉えることのできる新たな批判理論の構築である。ポジティヴな側面とは、承認への要求は正しい社会関係を確立するための規範的基礎になりうるという側面である。ネガティヴな側面とは、承認が不正な支配関係の再生産に貢献してしまうようなイデオロギー的承認である。本研究は最も体系的な承認論を提示しているアクセル・ホネットの批判理論が承認のネガティヴな側面を捉えることができていないことを示し、ジェンダーや人種に関するイデオロギー研究を参照することでイデオロギー的承認を特定する基準を提示し、承認の両義性を適切に捉える批判理論を構築する。
- レヴィナスの性差・家族の現象学 若手研究 4290000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 19K12931 2019-04-01 – 2023-03-31 小手川 正二郎 國學院大學, 文学部, 准教授 (30728142) レヴィナスの哲学的議論を現象学的伝統および同時代の文脈の中で正確に理解し直し、従来は切り離して論じられがちだった性差論と家族論の結びつきを詳らかにする。
そうして取り出されたレヴィナスの性差論をフェミニスト現象学の文脈において再評価し、男性的・女性的身体性の現象学的分析につなげる。家族論の方は現代の家族論、とりわけ英米圏において議論されている家族倫理学と比較検討し、家族関係の現象学的分析を試みる。 - ケアの倫理の再定位をめざす研究:ネオ・リベラリズムに対抗する公的規範として 基盤研究(C) 3900000円 小区分80030:ジェンダー関連 19K12620 2019-04-01 – 2023-03-31 岡野 八代 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70319482) 「中絶」という一見すると個人的な問題、しかも女性のみが直接的に経験する葛藤の道徳的意義を見いだそうとして始まったケアの倫理のなかにこそ、現在のネオ・リベラリズムに対抗しうる理論的契機が存在しており、単なる社会的・外的現象としてではなく、ひとは内在的につねにすでに関係性のなかで生きている、というケアの倫理による人間観の提示こそが、非軍事的で、より民主主義的な社会をめざす可能性を拓いていることを明らかにする。
- 「第三者の関わる生殖技術」の利用をめぐる開かれた議論の構築 基盤研究(C) 4290000円 小区分80030:ジェンダー関連 19K12615 2019-04-01 – 2023-03-31 柳原 良江 東京電機大学, 理工学部, 准教授 (30401615) 日本では生殖技術利用に対しフェミニストは勿論、人文社会系の研究者など科学技術の非専門家の加わる「開かれた議論」が、実務的なレベルでは機能しておらず、未だ特定の医師/科学者(その多くは男性である)の議論がヘゲモニーを握る状態にある。この現状を受け本研究は、代理出産や卵子提供に関する議論を中心に、そこで構築された言説を、フーコーの生政治論に沿って分析し、既存の議論における科学知と、そこに影響する男性中心的な知を明確化させる。その上でフェミニズムの議論を始め、女性達の言語化されていない声を掬いあげた議論構築の可能性を探るため、市民圏理論を援用し、より民主的な議論とそれに必要な手続きについて考察する。
- アジア太平洋戦争下の女性詩―加害と被害、ジェンダー、イデオロギーを巡る総合的研究 基盤研究(C) 4160000円 小区分80030:ジェンダー関連 19K12607 2019-04-01 – 2023-03-31 菊地 利奈 滋賀大学, 経済学部, 教授 (00402701) アジア太平洋戦争中(1931年~1945年)、特に1937年の日華事変以降から敗戦にかけて、日本国内の女性詩人らは、男性詩人らと競うかのように、次々と「戦争詩(愛国詩・国民詩)」を発表したが、それらの詩作品は文学史上存在を無視されてきた。本研究は、教養と良識を備えた当時のフェミニスト女性詩人が、いかに帝国主義にのまれ戦争に加担協力するにいたったかを考察し、ジェンダーとイデオロギーの観点から、女性詩人による戦争協力・賛美詩を分析するものである。
- わが国の女性支援における反抑圧実践の展開と実践プログラム構築の可能性 基盤研究(C) 1560000円 小区分08020:社会福祉学関連 19K02161 2019-04-01 – 2022-03-31 児島 亜紀子 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (40298401) 本研究の目的は、DVや性暴力など、ジェンダーに関連する諸困難を抱えた女性たちのエンパワメントとアドボカシーを推進すべく、わが国の女性支援現場に反抑圧実践 (anti-oppressive social work practice)を導入し、展開していくための理論的な足場づくりを行うことである。英国やカナダのAOP理論と実践を読み解き、わが国の社会福祉、わけても女性支援に関わる制度の特質や課題を浮かび上がらせながら、AOP導入の可能性を探る。
- 18世紀末ブリテンにおける女性論の諸相:功利主義的フェミニズムの可能性 基盤研究(C) 4290000円 小区分07020:経済学説および経済思想関連 19K01570 2019-04-01 – 2023-03-31 板井 広明 専修大学, 経済学部, 准教授 (60405032) 本研究は特にJ.ベンサムの女性論と家族論を中心に、18~19世紀の功利主義フェミニズムの諸相を明らかにする。従来看過されがちであった功利主義哲学の論理とフェミニズム思想の関わりを明らかにするために、「最大多数の最大幸福」を標語に社会改革を構想したベンサムが、各人の幸福最大化のために、両性への平等な権利付与、女性に抑圧的な社会に存在する権力関係の改革、期限付き結婚制度の確立を主張するに至った思想形成過程を考察する。このようにしてベンサムの功利主義フェミニズムを『新ベンサム全集』の最新テクストや未公刊の草稿から再構成し、19世紀の多様なフェミニズムに対する功利主義の思想的インパクトを明らかにする。
- 19-20世紀転換期のロシア女性作家研究―ジナイーダ・ギッピウスを中心に 基盤研究(C) 2990000円 小区分02040:ヨーロッパ文学関連 19K00508 2019-04-01 – 2023-03-31 草野 慶子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10267437) 本研究は、19-20世紀転換期のロシア女性文学についての研究であり、主としてジナイーダ・ギッピウス(1869-1945)を対象とする。欧米で先行したギッピウス研究を消化、発展させつつ、ギッピウスの芸術と思想における身体感覚の考究に焦点を合わせることによって、研究代表者独自のギッピウス論を構築する。並行して、同時代ロシア女性文学の見取り図を提示するという、ロシア文学研究にとっての重要課題を果たすとともに、それらによって得られた視座を、比較文学的手法をも用いながら、現代日本文学におけるジェンダー、セクシュアリティをめぐる議論にも接続させる。
- アメリカ女性作家にみる性差と身体の表象の系譜―ケイト・ショパンの作品を中心に 基盤研究(C) 1560000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K00455 2019-04-01 – 2023-03-31 佐々木 真理 実践女子大学, 文学部, 教授 (30297436) 本研究の目的は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、アメリカ合衆国の社会と文化に大きな影響を与えた、優生学に基づく身体に関する思想や言説が、女性作家作品における女性の身体の表象にどのように作用したのかについて、ケイト・ショパンを中心に考証することで、当時の性差と身体に関する規範に対する女性作家の反応と戦略を明らかなものとすることである。ショパンの作品と、同時代の女性作家の作品の比較分析を踏まえ、アメリカ女性文学の原点にある問題を突き止め、現在の女性文学を読み直す通時的な視点と、女性文学の理解と分析に関する新たな視点を提供することにより、現代社会へのアクチュアルな問いかけを試みるものである。
- テレサ・ハッキョン・チャ研究―インターメディアルな文学とトランスナショナルな記憶 基盤研究(C) 2860000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K00443 2019-04-01 – 2023-03-31 井上 間従文 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 准教授 (50511630) 本研究は韓国系アメリカ人文学作家・映像アーティストのTheresa Hak Kyung Chaの作品と思想について、これまで文学テクストを検討することで進展してきたCha研究の対象を文学に加えて映像、映画理論、アート、パフォーマンス等作品とテクストへと接続することでインターメディアルな総体として把握するものである。この研究を通して、Chaにおける文学、映像、アートを横断する記憶の移動と変容が、いかにして帝国とポスト植民地の「国民の歴史」という表象装置を越え出る特異な証言者たちの共同性をもたらすインターメディアルな美的装置を形成したかを明らかにする。
- 記憶と対峙するWorld Literature:英語圏文学とアジア圏文学の融合 基盤研究(C) 4290000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K00434 2019-04-01 – 2024-03-31 臼井 雅美 同志社大学, 文学部, 教授 (00223537) 世界規模の政治的および環境上の大破壊が起こっている21世紀において、周辺化され越境する文学が構築され認識されつつある中で、新たな World Liteture が構築されてきた経緯とその系統を分析する。多様なバックグランドを持ち創作活動をした作家が誕生しており、その傾向は21世 紀において最も顕著となっている。
特に、アジアとヨーロッパは数世紀に渡る民族の移動により芸術や文化を構築し、アジアの域に繋げる研究は未開発であった。16世紀から続く帝国主義からアジアへの植民地支配と第二次世界大戦と冷戦時代を遡って検証し、多重の壁を越境する21世紀文学において記憶と語り軌跡の重要性を複合的に検証する。 - 「無削除版日記」以降のアナイス・ニン――パリンプセストとしての再読 基盤研究(C) 2730000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K00432 2019-04-01 – 2022-03-31 矢口 裕子 新潟国際情報大学, 国際学部, 教授 (30339931) 本研究は、無削除版日記の出版以降新たな局面を迎えたアナイス・ニン研究を、諸テクストをパリンプセストとして再読することで更新しようとする試みである。ニンの主著である日記は、編集版、初期の日記、無削除版の3シリーズからなるが、無削除版もまた編集されたものであることがわかっている。本研究は編集版・無削除版日記、UCLA図書館が所蔵する手書き日記、小説、書簡集等を等価なテクストとして重ね読みする。ニンにおいて「文」と「人」が分かちがたくあることは前提としつつ、人格/人生への価値判断を排し、ジェンダー/セクシュアリティ・精神分析・親族研究等の最新の知見を援用しつつ、21世紀的なニン再読を行う。
- ポストサフレジズム研究 基盤研究(C) 4290000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 19K00403 2019-04-01 – 2023-03-31 松永 典子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (00579807) 本研究では、第一波フェミニズムの終焉以降から現代までの時代に、ポストサフレジズム(イギリス男女同権参政権獲得以降)という名を与え、一連の継続する時代として捉える。モダニズム、冷戦、新自由主義を包括的に理解することによって、イギリス女性文学のとくに社会主義運動の成功と失敗を系譜的に、また、グローバルな現象として考察するため、英米日に読者をもつモダニズム期の代表的知識人作家V・ウルフ作品とその読者コミュニティ取りあげる。これによって本課題が目指すのはモダニズム以降の英文学における連帯と分断の言説構造の解明である。
- レヴィナス哲学の総合的再検討と国際的研究基盤の構築 基盤研究(C) 4290000円 小区分01010:哲学および倫理学関連 19K00040 2019-04-01 – 2022-03-31 村上 暁子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (10823734) 本研究は、エマニュエル・レヴィナスの哲学の総合的再検討と国際的研究基盤の構築を目指す。日本では、レヴィナスの著作はほぼ全て邦訳され、専門研究も数多く出版されている。しかし『レヴィナス著作集』等の新資料の公刊、フランスのSIRELや英語圏のLevinas Studiesといった国際的研究組織の展開、隣接分野からの参照増加状況を鑑みれば、基盤研究を更新し国際化することが求められる。本研究は、若手研究者中心に構成する「レヴィナス協会」の活動をもとに新たな基盤研究の構築を試みる。最終的には『レヴィナス読本』(仮称)のような形で、哲学・倫理学はもとより隣接分野の研究にも資する最新研究情報の整理を試みる。
- 女性向けAV視聴者の社会学的研究:性的主体化とセクシュアル・ストーリーの観点から 特別研究員奨励費 1300000円 小区分08010:社会学関連 19J21151 2019-04-25 – 2022-03-31 本研究は、女性向けAVを性的主体化の装置として捉え、視聴者の受容・抵抗を、SNSの自然言語処理とインタビュー調査によって、調査の(不)可能性を踏まえながら明らかにする。
表象を消費する側の存在として「女性」主体を位置づけるという第三波フェミニズムの潮流のもとでポルノを分析するとき、ポルノを男性の性的主体化の装置として捉えた赤川学の理論が有用である。と同時に赤川の理論の、「見る主体」としての「女性」が射程に入っていないこと、主体化への抵抗可能性が明らかでないことの2点の克服が目指される。調査可能性自体、セクシュアル・ストーリー論の枠組で反省的に分析しながら、語りのデータから理論の再構成を試みる。 - フェミニストNGOが産出する「第三世界」のジェンダー表象 特別研究員奨励費 1300000円 小区分80030:ジェンダー関連 19J21075 2019-04-25 – 2022-03-31 本研究の目的は、社会変革的な理念をもって運動する「第三世界」のフェミニストNGOが「第一世界」に向けて行う表象実践の意味の全体像を、表象の素自体がもつ意味内容と、「第一世界」の読み手がその素材に対して下す評価の両面に着目しながら、明らかにすることにある。
「第三世界」のフェミニストNGOがインターネット上に公開する各種文書資料のメディア論的分析、さらには「第一世界」の一般市民を対象としたグループ・ディスカッションを通じて、「第一世界」市民が「第三世界」の女性差別問題に対してもつ認識の枠組みを問い直せるような、メディア・リテラシー教育および国際理解教育のあり方を構想する。 - 日中戦時下の中国語雑誌『女声』研究―フェミニスト作家田村俊子編集長の視点から 基盤研究(B) 17290000円 小区分80030:ジェンダー関連 19H04387 2019-04-01 – 2023-03-31 山崎 眞紀子 日本大学, スポーツ科学部, 教授 (00364208) 『女声』の主要記事を選別し、公刊のために日本語翻訳を行い、その記事の注釈や解説を付し、『女声』の全貌を日本人読者に提供する。また、各研究担当者がそれぞれの視点で論考をまとめ、『女声』とはいかなる雑誌だったのか、その全貌に迫る。これまで中国主体で研究が主導されていた『女声』研究を日本側から見ることで研究の中立性が図られ、従来とは異なる研究結果が予想される。
- 日独近代化における〈国民文化〉と宗教性―学際的・国際的共同研究基盤の強化 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 14820000円 中区分1:思想、芸術およびその関連分野 18KK0004 2018-10-09 – 2023-03-31 前田 良三 立教大学, 名誉教授, 名誉教授 (90157149)
- 「証言の時代」後の日本軍戦時性暴力謝罪賠償請求運動-参加者のライフストーリーから 若手研究 2210000円 小区分08010:社会学関連 18K12951 2018-04-01 – 2023-03-31 熱田 敬子 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (20612071)
- 1960-80年代仏・英語圏の写真キュレイターをめぐる比較文学、比較芸術研究 若手研究 3510000円 小区分02050:文学一般関連 18K12353 2018-04-01 – 2023-03-31 佐々木 悠介 東洋大学, 国際学部, 准教授 (20750730)
- 放射能市民測定運動におけるフェミニスト・スタンドポイント研究 基盤研究(C) 2470000円 小区分80030:ジェンダー関連 18K11894 2018-04-01 – 2022-03-31 水島 希 叡啓大学, ソーシャルシステムデザイン学部, 准教授 (60432035)
- マイノリティの社会運動と政策イシュー形成過程の領域横断比較研究 基盤研究(C) 4420000円 小区分08010:社会学関連 18K01975 2018-04-01 – 2021-03-31 岡部 耕典 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90460055)
- 環太平洋地域のトランスナショナルな女性ネットワークとハイブリッドな女性たち 基盤研究(C) 2470000円 小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 18K01055 2018-04-01 – 2023-03-31 安武 留美 甲南大学, 文学部, 特別研究員 (10351751)
- 1933~1945年のドイツ語圏女性亡命文学研究 基盤研究(C) 2210000円 小区分02040:ヨーロッパ文学関連 18K00492 2018-04-01 – 2022-03-31 田丸 理砂 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (40386925)
- 第三の人種――近現代アメリカ文学における黒人エリート表象の意味とその歴史的背景 基盤研究(C) 4030000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 18K00388 2018-04-01 – 2023-03-31 新田 啓子 立教大学, 文学部, 教授 (40323737)
- アメリカン・ルネサンス期の女性の戦略的言説の分析 基盤研究(C) 2990000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 18K00385 2018-04-01 – 2023-03-31 伊藤 淑子 大正大学, 文学部, 教授 (50223201)
- 「個人」から「政治」へ―現代英語圏の女性向けポピュラーフィクションの可能性を探る 基盤研究(C) 1950000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 18K00378 2018-04-01 – 2023-03-31 英 美由紀 藤女子大学, 文学部, 教授 (40623830)
- 現代責任論の責任概念分析とその教育学的意義 特別研究員奨励費 900000円 18J13991 2018-04-25 – 2021-03-31
- 現代日本女性運動史の再構築―「地方」 のフェミニズムの思想と活動の分析から 特別研究員奨励費 4030000円 18J01081 2018-04-25 – 2021-03-31
- ガーナ北部の農業開発史 特別研究員奨励費 4030000円 18J00040 2018-04-25 – 2021-03-31
- 感情労働の地域・階級間比較にみる「近代家族」、フェミニズム思想の越境性とその限界 基盤研究(B) 12610000円 小区分03010:史学一般関連 18H00702 2018-04-01 – 2022-03-31 並河葉子 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (10295743)
- 英国モダニズムにおける反心理学の系譜に関する学際的かつ国際的研究 基盤研究(B) 15340000円 小区分02030:英文学および英語圏文学関連 18H00653 2018-04-01 – 2022-03-31 遠藤 不比人 成蹊大学, 文学部, 教授 (30248992)
- 女性教師をエンパワーする学校文化の構築 挑戦的研究(萌芽) 4420000円 17K18614 2017-06-30 – 2019-03-31 浅井 幸子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30361596)
- モダニズム文学における建築の政治学――「空間」をつくる女性たちの欲望と可能性 若手研究(B) 2860000円 17K18101 2017-04-01 – 2021-03-31 菊池 かおり 法政大学, 経営学部, 准教授 (50793246)
- 医行為の実施による看護の機能拡大と看護の専門職化に関する歴史的研究 基盤研究(C) 3510000円 17K12097 2017-04-01 – 2022-03-31 川原 由佳里 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (70308287)
- 共生のためのジェネレーション・センシティブな平和教育:慈善行為の齎す教育的価値 基盤研究(C) 3510000円 17K04583 2017-04-01 – 2020-03-31 井手 華奈子 創価大学, 教育学部, 准教授 (30532444)
- ケアを基盤とする共生社会構築のためのケア概念確立と社会福祉教育への反映 基盤研究(C) 3510000円 17K04250 2017-04-01 – 2020-03-31 妻鹿 ふみ子 東海大学, 健康学部, 教授 (60351946)
- 重度知的障害者に対する「ケアの分配」をめぐる規範的研究 基盤研究(C) 3770000円 17K04229 2017-04-01 – 2022-03-31 田中 耕一郎 北星学園大学, 社会福祉学部, 教授 (00295940)
- 移民とセクシュアリティのグローバル化 基盤研究(C) 4550000円 17K04140 2017-04-01 – 2023-03-31 菊地 夏野 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 准教授 (00381898)
- 「ポスト代表制」時代の民主主義――新たなるコンステレーションの模索 基盤研究(C) 4290000円 17K03556 2017-04-01 – 2023-03-31 山崎 望 駒澤大学, 法学部, 教授 (90459016)
- 女性教育者とそのTransnational Networkに関する比較文学的研究 基盤研究(C) 4030000円 17K02661 2017-04-01 – 2022-03-31 小橋 玲治 東京成徳大学, 人文学部, 助教 (60756435)
- カリブ文学におけるエコフェミニズムの可能性 基盤研究(C) 2600000円 17K02561 2017-04-01 – 2021-03-31 齊藤 みどり 都留文科大学, 文学部, 准教授 (30759858)
- ハニフ・クレイシの作品に見られるイスラム教移民の意識の変化 基盤研究(C) 1170000円 17K02513 2017-04-01 – 2020-03-31 川上 省三 日本工業大学, 共通教育学群, 准教授 (00255051)
- 現代英米児童文学におけるジェンダーを超える女性像を提示する作品における男性表象 基盤研究(C) 3120000円 17K02504 2017-04-01 – 2023-03-31 谷口 秀子 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (70179092)
- 20世紀英国小説の展開 基盤研究(C) 4290000円 17K02491 2017-04-01 – 2020-03-31 高橋 和久 立正大学, 文学部, 教授 (10108102)
- 批判的社会理論からのネオリベラリズム批判 基盤研究(C) 2210000円 17K02272 2017-04-01 – 2021-03-31 日暮 雅夫 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70222239)
- ポスト民主化移行期における「想起の文化」─南米における「記憶」の変容 基盤研究(C) 4550000円 17K02267 2017-04-01 – 2023-03-31 林 みどり 立教大学, 文学部, 教授 (70318658)
- 日本におけるクィア神学の文脈化をめぐる研究――「解放の神学」アプローチの可能性 基盤研究(C) 4030000円 17K02245 2017-04-01 – 2022-03-31 堀江 有里 公益財団法人世界人権問題研究センター, その他部局等, 専任研究員 (60535756)
- ダリット女性および部落女性における複合差別とエンパワーメントに関する国際比較研究 基盤研究(C) 4550000円 17K02097 2017-04-01 – 2023-03-31 熊本 理抄 近畿大学, 人権問題研究所, 教授 (80351576)
- 米軍駐留と性暴力―平和安全保障におけるエンパワーメント 基盤研究(C) 4290000円 17K02094 2017-04-01 – 2021-03-31 秋林 こずえ 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (90377010)
- 近代ドイツのナショナリズムとさまざまな女性運動ー日本のフェミニズムも含めて 基盤研究(C) 4030000円 17K02080 2017-04-01 – 2023-03-31 姫岡 とし子 奈良女子大学, アジア・ジェンダー文化学研究センター, 協力研究員 (80206581)
- 個々人が担う「植民地責任」―英系クリオール女性を例として 基盤研究(C) 3640000円 17K02077 2017-04-01 – 2020-03-31 堀内 真由美 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (60449832)
- 自己表象によるジェンダーと社会――女性のドキュメンタリー映画 特別研究員奨励費 2800000円 17J11223 2017-04-26 – 2020-03-31
- ゾンビ映画研究ーー植民地主義とポストヒューマニズムの観点からーー 特別研究員奨励費 900000円 17J08232 2017-04-26 – 2019-03-31
- エスニシティとセクシュアリティ:イスラエルのピンク・ウォッシングを事例に 特別研究員奨励費 3100000円 17J07426 2017-04-26 – 2020-03-31
- リベラリズムとフェミニズム/クィア理論を横断する正義論:普遍化可能性と自律的主体 特別研究員奨励費 1300000円 17J00989 2017-04-26 – 2020-03-31
- 東アジアにおける家族とセクシャリティの変容に関する比較史的研究 基盤研究(B) 18330000円 17H02246 2017-04-01 – 2021-03-31 小浜 正子 日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
- 「産業文学」の再定義とその国際共同研究─産業化と脱産業化のグローバルな経験 基盤研究(A) 26260000円 17H00913 2017-04-01 – 2021-03-31 川端 康雄 日本女子大学, 文学部, 教授 (80214683)
- アンジェラ・カーターの作品に見られる日本の影響とジェンダー・パフォーマティビティ(国際共同研究強化) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) 11050000円 16KK0035 2016 – 2018 生駒 夏美 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (60365525)
- 性差・国家の狭間の文学:英国女性科学者と英国人妻・娘による近現代日本の表象 若手研究(B) 2860000円 16K16786 2016-04-01 – 2020-03-31 雲島 知恵 奈良女子大学, 理系女性教育開発共同機構, 講師 (50737434)
- 新しい東洋的身心論とエコロジカル・エンボディメント理論の国際発信 挑戦的萌芽研究 3380000円 16K13151 2016-04-01 – 2019-03-31 河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
- トランスジェンダーとインターセックスのスポーツ参加における公平性と倫理の研究 挑戦的萌芽研究 2340000円 16K13136 2016-04-01 – 2019-03-31 松下 千雅子 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (90273200)
- 性的少数者の政治と多様な諸身体の連帯および共存をめぐる現状分析と理論構築 挑戦的萌芽研究 2340000円 16K13134 2016-04-01 – 2020-03-31 清水 晶子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (40361589)
- 女性支援現場の支援者が認識する女性の抑圧要素とジェンダー規範 基盤研究(C) 1950000円 16K04161 2016-04-01 – 2019-03-31 児島 亜紀子 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (40298401)
- 古典派経済学におけるハリエット・マーティノゥの影響とその現代的意義に関する研究 基盤研究(C) 3510000円 16K03581 2016-04-01 – 2020-03-31 舩木 恵子 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (00409369)
- 日本における政治学リーディングズの不在とその克服:比較政治学的検討 基盤研究(C) 4550000円 16K03493 2016-04-01 – 2023-03-31 越智 敏夫 新潟国際情報大学, 国際学部, 教授 (20247183)
- ネオリベラル・ポピュリズムの時代の自由民主党とゴーリスト政党との比較 基盤研究(C) 4030000円 16K03469 2016-04-01 – 2019-03-31 大嶽 秀夫 京都大学, 法学研究科, 名誉教授 (40083563)
- 18世紀フランスにおけるミソジニー(女性嫌悪)とナショナリズム 基盤研究(C) 4550000円 16K02551 2016-04-01 – 2019-03-31 玉田 敦子 中部大学, 人文学部, 教授 (00434580)
- 母性とkitchenからみる戦後英国演劇1945-1970 基盤研究(C) 4030000円 16K02472 2016-04-01 – 2020-03-31 川島 健 同志社大学, 文学部, 教授 (60409729)
- 社会運動としての女性文学 基盤研究(C) 4420000円 16K02465 2016-04-01 – 2019-03-31 松永 典子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (00579807)
- フランス両大戦間における女性芸術家の活動環境 基盤研究(C) 4550000円 16K02263 2016-04-01 – 2019-03-31 天野 知香 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (20282890)
- フェミニズムの問題圏から見た批判理論の可能性 基盤研究(C) 3770000円 16K02122 2016-04-01 – 2020-03-31 入谷 秀一 龍谷大学, 文学部, 准教授 (00580656)
- 「新しい女性」とアジアの近代――情動にみる思想・価値観の形成過程の比較研究 基盤研究(C) 4680000円 16K02003 2016-04-01 – 2019-03-31 山口 みどり 大東文化大学, 社会学部, 教授 (00384694)
- 日本の政治領域における性的マイノリティの包摂と排除のメカニズム 特別研究員奨励費 2800000円 16J08328 2016-04-22 – 2019-03-31
- ダナ・ハラウェイの「宣言」における混淆概念の研究:「サイボーグ」と「伴侶種」 特別研究員奨励費 1300000円 16J07782 2016-04-22 – 2019-03-31
- 戦後日本の文化的記憶にみる「慰安婦」表象 特別研究員奨励費 3250000円 16J01700 2016-04-22 – 2019-03-31
- ILOの国際労働立法・行政と国際関係の重層的構造の変容 特別研究員奨励費 1300000円 16J01359 2016-04-22 – 2018-03-31
- イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究 基盤研究(A) 39780000円 16H01899 2016-04-01 – 2020-03-31 長澤 榮治 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (00272493)
- Japanese Shakespeare in the New Millennium(国際共同研究強化) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) 14690000円 15KK0053 2016 – 2019 エグリントン みか 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (50632410)
- 1920‐30年代の日本の女性詩人・ジェンダー・主知的客観性に関する文学研究(国際共同研究強化) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) 14430000円 15KK0049 2016 – 2019 菊地 利奈 滋賀大学, 経済学部, 教授 (00402701)
- 男女平等社会実現を促す文化活動のコーディネーターの力量に関する研究 若手研究(B) 1560000円 15K21432 2015-04-01 – 2018-03-31 矢内 琴江 早稲田大学, 文学学術院, 講師(任期付き) (60732667)
- ケア基底的社会の原理:法理論における「ケアの倫理」の可能性と限界 若手研究(B) 1690000円 15K16911 2015-04-01 – 2017-03-31 池田 弘乃 山形大学, 人文学部, 講師 (80637570)
- 米国における福祉権運動の展開 -人種、階級、ジェンダーの交錯 若手研究(B) 1560000円 15K16587 2015-04-01 – 2019-03-31 土屋 和代 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60555621)
- ヘミングウェイの冷戦期ヨーロッパにおける受容 基盤研究(C) 3250000円 15K02342 2015-04-01 – 2018-03-31 高野 泰志 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (50347192)
- 環太平洋文学におけるエコ・コスモポリタニズム詩学の生成と発展に関する基礎研究 基盤研究(C) 2990000円 15K02336 2015-04-01 – 2018-03-31 高橋 綾子 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (30435416)
- Japanese Shakespeare in the New Millennium 基盤研究(C) 4420000円 15K02307 2015-04-01 – 2018-03-31 エグリントン みか 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (50632410)
- 方法としての有島武郎-1920年代の朝鮮文壇における女性・子供・労働者の表象 基盤研究(C) 4810000円 15K02239 2015-04-01 – 2019-03-31 丁 貴連 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (80312859)
- リベラリズム的主体に対するフェミニズムの葛藤と挑戦-マリアンネ・ヴェーバーを軸に 基盤研究(C) 1950000円 15K01933 2015-04-01 – 2018-03-31 内藤 葉子 同志社大学, アメリカ研究所, 嘱託研究員 (70440998)
- エコロジカル・フェミニズムの日米比較研究 基盤研究(C) 4550000円 15K01925 2015-04-01 – 2023-03-31 千田 有紀 武蔵大学, 社会学部, 教授 (70323730)
- 1920‐30年代の日本の女性詩人・ジェンダー・主知的客観性に関する文学研究 基盤研究(C) 4680000円 15K01915 2015-04-01 – 2019-03-31 菊地 利奈 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (00402701)
- ソ連社会主義体制下における合法・非合法雑誌に見る「記録文学」としての女性の証言 特別研究員奨励費 1690000円 15J07828 2015-04-24 – 2017-03-31
- ケアの倫理の承認論的再解釈―ヘーゲル哲学のフェミニズムへの応用 特別研究員奨励費 1900000円 15J03020 2015-04-24 – 2017-03-31
- トニ・モリスンの9.11以降の作品における外傷的記憶の「証言」と「情動操作」 特別研究員奨励費 2800000円 15J02741 2015-04-24 – 2018-03-31
- ケアの倫理の民主主義的展開ーーフランスにおけるケアの倫理受容研究を通じて 基盤研究(B) 11830000円 15H03145 2015-04-01 – 2019-03-31 岡野 八代 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70319482)
- 身体観の日仏比較研究 -経口避妊薬受容言説の分析を通して- 若手研究(B) 1690000円 26870603 2014-04-01 – 2017-03-31 相澤 伸依 東京経済大学, 経営学部, 准教授 (80580860)
- 国境と共生―在日アメラジアンの教育的ニーズに光を当てて― 若手研究(B) 2730000円 26780456 2014-04-01 – 2017-03-31 井手 華奈子 創価大学, 教育学部, 准教授 (30532444)
- 〈慰安婦問題〉構築過程と日本人「慰安婦」の不可視化に関する研究 若手研究(B) 3510000円 26780299 2014-04-01 – 2017-03-31 木下 直子 大阪大学, 文学研究科, 特別研究員(PD) (70719319)
- フラナリー・オコナー作品における身体と冷戦期アメリカン・コミック 若手研究(B) 2080000円 26770109 2014-04-01 – 2018-03-31 杉本 裕代 東京都市大学, 共通教育部, 講師 (20581797)
- ウィーダ再評価:センセーション・ノヴェルにおける先進的フェミニストの形成をたどる 挑戦的萌芽研究 2340000円 26580060 2014-04-01 – 2015-03-31 李 春美 高知県立大学, 文化学部, 教授 (90281576)
- アフリカ系アメリカ文学と視覚芸術における歴史的トラウマ表象の変遷 基盤研究(C) 4680000円 26370349 2014-04-01 – 2020-03-31 宮本 敬子 西南学院大学, 外国語学部, 教授 (60182044)
- 英国ミドルブラウ文学・文化に関する学際的研究 基盤研究(C) 3120000円 26370293 2014-04-01 – 2018-03-31 松本 朗 上智大学, 文学部, 教授 (00365678)
- 現代英米児童文学におけるフェミニズム童話の意義 基盤研究(C) 2080000円 26370280 2014-04-01 – 2018-03-31 谷口 秀子 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (70179092)
- 描かれた明治のジェンダー(明治30年頃までを中心に) 基盤研究(C) 4160000円 26370174 2014-04-01 – 2017-03-31 乾 淑子 東海大学, 国際文化学部, 教授 (40183008)
- 女性の宗教的主体構築―ジェンダーの視点から 基盤研究(C) 3380000円 26370066 2014-04-01 – 2017-03-31 川橋 範子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10303687)
- 全英女性解放会議におけるジェンダー/人種/階級:「第五要求」形成過程を中心に 基盤研究(C) 3380000円 26360054 2014-04-01 – 2019-03-31 山森 亮 同志社大学, 経済学部, 教授 (90325994)
- コロニアリティ、人種、ジェンダー:プエルトリカンのジェンダーと米国フェミニズム 基盤研究(C) 4680000円 26360050 2014-04-01 – 2020-03-31 三宅 禎子 岩手県立大学, 公私立大学の部局等, 教授 (30305271)
- 明治期の言文一致運動と女性の権利 基盤研究(C) 4290000円 26360045 2014-04-01 – 2017-03-31 ESSERTIER Joseph 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70589283)
- 近代ドイツのナショナリズムと女性の政治化-植民地問題を中心として 基盤研究(C) 4550000円 26360040 2014-04-01 – 2017-03-31 姫岡 とし子 奈良女子大学, アジア・ジェンダー文化学研究センター, 協力研究員 (80206581)
- ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング 基盤研究(B) 17550000円 26283013 2014-04-01 – 2018-03-31 牟田 和恵 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80201804)
- 農村における〈女性〉の構築過程-1970年代以降の農村女性政策・運動・表象 特別研究員奨励費 4641322円 14J11245 2014-04-01 – 2018-03-31
- 清田政信における「オブジェ」概念の考察 特別研究員奨励費 2800000円 14J03951 2014-04-25 – 2017-03-31
- 「新日窒労組主婦の会」の歩みの記録とその女性運動史的分析 若手研究(B) 1690000円 25870917 2013-04-01 – 2016-03-31 村上 潔 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 准教授 (00588402)
- アメリカの「表現の自由」論の普遍性が生む緊張関係の検討 若手研究(B) 2340000円 25780017 2013-04-01 – 2016-03-31 田代 亜紀 専修大学, 法務研究科, 准教授 (20447270)
- 翻訳研究アプローチによる言語規範としての女ことばに関する研究 若手研究(B) 1950000円 25760015 2013-04-01 – 2016-03-31 古川 弘子 東北学院大学, 文学部, 准教授 (70634939)
- 英国20世紀前半の児童文学における女児表象研究 挑戦的萌芽研究 3640000円 25580065 2013-04-01 – 2016-03-31 松永 典子 帝京大学, 理工学部, 講師 (00579807)
- 男女平等意識の継承に関する研究:母親と娘の「語り」を通して 基盤研究(C) 4680000円 25380863 2013-04-01 – 2016-03-31 青野 篤子 福山大学, 人間文化学部, 教授 (70202489)
- ビアトリス・ウェッブの福祉経済学の研究:フェミニズム・福祉国家論・社会経済学 基盤研究(C) 3510000円 25380260 2013-04-01 – 2017-03-31 佐藤 公俊 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 嘱託教授 (00178716)
- 経済学説史におけるフェミニズムの理論領域の可能性についての研究 基盤研究(C) 3120000円 25380254 2013-04-01 – 2016-03-31 舩木 恵子 武蔵大学, 総合研究所, 研究員 (00409369)
- ルソーの嘘の哲学-新たなる統一的綜合的解釈の試み 基盤研究(C) 3900000円 25370377 2013-04-01 – 2017-03-31 桑瀬 章二郎 立教大学, 文学部, 教授 (10340465)
- 自然の制御と汚染の言説の比較文学研究 基盤研究(C) 1560000円 25370322 2013-04-01 – 2016-03-31 松岡 信哉 龍谷大学, その他部局等, 准教授 (50351333)
- 南米におけるトラウマ的記憶の「商品化」 基盤研究(C) 4030000円 25370095 2013-04-01 – 2017-03-31 林 みどり 立教大学, 文学部, 教授 (70318658)
- 哲学的当事者研究:身体障害者のための自助プログラムの構築 基盤研究(C) 4160000円 25370010 2013-04-01 – 2016-03-31 稲原 美苗 大阪大学, 文学研究科, 助教 (00645997)
- 歴史的視点による中国のジェンダー秩序に関する総合的研究 基盤研究(C) 4940000円 25360052 2013-04-01 – 2016-03-31 小浜 正子 日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
- 北欧の在宅・地域ケアに繋がる生活世界アプローチの思想的基盤の解明 基盤研究(B) 16120000円 25300019 2013-04-01 – 2016-03-31 浜渦 辰二 大阪大学, 文学研究科, 教授 (70218527)
- 英国モダニズムの情動空間に関する総合的かつ国際的研究 基盤研究(B) 13910000円 25284058 2013-04-01 – 2017-03-31 遠藤 不比人 成蹊大学, 文学部, 教授 (30248992)
- 麗ら舎の〈おなご〉たち-岩手におけるウーマンリブのライフストーリー 特別研究員奨励費 2200000円 13J10825 2013-04-01 – 2015-03-31
- 現代日本文学における精神的外傷と記憶の研究-女性と性的少数者の問題を中心に 特別研究員奨励費 1200000円 13J08503 2013-04-01 – 2015-03-31
- 沖縄における「慰安婦」をめぐる記憶のポリティクス 特別研究員奨励費 1000000円 13J03420 2013-04-01 – 2015-03-31
- 「産み」の哲学的・倫理学的研究-生命論、他者論、フェミニズムを参照軸として 特別研究員奨励費 2520000円 13J01743 2013-04-01 – 2016-03-31
- 日中フェミニズム批評比較研究-1980年代転換期を起点に- 特別研究員奨励費 2200000円 13J00302 2013-04-01 – 2015-03-31
- ベーシックインカムとフェミニズム:性別役割分業の観点から 若手研究(B) 2080000円 24730465 2012-04-01 – 2016-03-31 堅田 香緒里 法政大学, 社会学部, 講師 (40523999)
- 相互依存性(inter―dependency)の哲学に基づく新たな人格論の構築 若手研究(B) 2470000円 24720001 2012-04-01 – 2015-03-31 池田 喬 明治大学, 文学部, 講師 (70588839)
- 「国家的危機」における身体の柔軟性と選別に関する分析:3.11後のナショナリズム 挑戦的萌芽研究 2600000円 24651283 2012-04-01 – 2016-03-31 清水 晶子 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40361589)
- 現代社会運動のアジェンダ―「フクシマ」以後の社会変革 基盤研究(C) 5200000円 24530644 2012-04-01 – 2015-03-31 本田 宏 北海学園大学, 法学部, 教授 (60316239)
- 19-20世紀転換期のブラック・フェミニズムにおける政治的言説 基盤研究(C) 1560000円 24520308 2012-04-01 – 2016-03-31 宮津 多美子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (60509660)
- アンジェラ・カーターの作品におけるジェンダー・パフォーマティビティの研究 基盤研究(C) 4810000円 24520307 2013-02-01 – 2018-03-31 生駒 夏美 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (60365525)
- 十九世紀末から世紀転換期の女性医師著述家研究―文学・医学・フェミニズム 基盤研究(C) 5200000円 24520297 2012-04-01 – 2016-03-31 市川 千恵子 茨城大学, 人文学部, 准教授 (10372822)
- 「ポストヒューマン」をめぐる理論と表象―現代英語圏文学に見る身体加工の表象から 基盤研究(C) 1820000円 24520275 2012-04-01 – 2016-03-31 英 美由紀 藤女子大学, 文学部, 准教授 (40623830)
- 知のエコロジカル・ターン:人間的環境回復のための生態学的現象学 基盤研究(A) 52130000円 24242001 2012-04-01 – 2017-03-31 河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
- ウィルキー・コリンズの作品における語りと19世紀英国における自我表象の研究 特別研究員奨励費 400000円 12J09868 2012 – 2014-03-31
- 共依存の倫理学的考察 特別研究員奨励費 1000000円 12J08386 2012 – 2013
- 草の根保守運動の社会学的研究 特別研究員奨励費 1000000円 12J00489 2012 – 2013
- 日米軍事組織におけるジェンダー政策の比較研究 若手研究(B) 4420000円 23710317 2011-04-28 – 2015-03-31 佐藤 文香 一橋大学, 大学院社会学研究科, 准教授 (10367667)
- ドイツ女性団体連合国際ネットワークに見るザロモン研究‐ICWとICSSWの連携役 基盤研究(C) 5070000円 23530729 2011-04-28 – 2016-03-31 岡田 英己子 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (10233321)
- ファシズムとの関連におけるA.ボイムラ―の思想に見られるドイツ的特質の研究 基盤研究(C) 3640000円 23520414 2011 – 2013 中島 邦雄 独立行政法人水産大学校, その他部局等, 教授 (00416455)
- アジア系アメリカ文学における「幽霊物語」―民族、性、ポスト植民地主義の視座から 基盤研究(C) 4810000円 23520335 2011 – 2013 小林 富久子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (00063751)
- マーガレット・フラーにみる19世紀アメリカの女性のキャリア形成とジェンダー意識 基盤研究(C) 2210000円 23520323 2011 – 2013 伊藤 淑子 大正大学, 文学部, 教授 (50223201)
- マーガレット・アトウッドのグローバル・ヴィジョン-サバイバル・地球環境・未来- 基盤研究(C) 5330000円 23520310 2011-04-28 – 2016-03-31 松田 雅子 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (90249665)
- 現代英米児童文学における男装ーその意味と変遷 基盤研究(C) 1560000円 23520309 2011 – 2013 谷口 秀子 九州大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (70179092)
- ドゥーリア概念の精緻化による、非暴力と身体性に根ざした社会モデルの構築 基盤研究(C) 5460000円 23510357 2011 – 2013 岡野 八代 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70319482)
- 近代ドイツのバックラッシュとナショナリズム 基盤研究(C) 4940000円 23510342 2011 – 2013 姫岡 とし子 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (80206581)
- リベラルな法理論におけるジェンダー平等の可能性と限界 特別研究員奨励費 1800000円 11J07163 2011 – 2013
- <「慰安婦」問題>と国民国家イデオロギー--日本人「慰安婦」をめぐって-- 特別研究員奨励費 1300000円 11J05355 2011 – 2012
- ケアリング教育からシティズンシップ教育への展開の可能性 若手研究(B) 1040000円 22730639 2010 – 2012 伊藤 博美 名古屋経済大学, 人間生活科学部, 准教授 (50410832)
- 福祉権フェミニズムにおけるベーシック・インカム要求とケアの社会化要求の関連の研究 若手研究(B) 2990000円 22710266 2010 – 2013 山森 亮 同志社大学, 経済学部, 教授 (90325994)
- 名古屋・東海地域の外国籍女性とグローバル化する社会的再生産 若手研究(B) 4030000円 22710264 2010-04-01 – 2015-03-31 菊地 夏野 名古屋市立大学, 人間文化研究科, 准教授 (00381898)
- 『言説・メディア研究雑誌『女人芸術』『婦人倶楽部』を中心に 基盤研究(C) 2340000円 22510286 2010-04-01 – 2013-03-31 REDDY SreedevI 静岡大学, 情報学部, 准教授 (40436902)
- 世紀転換期ロシアにおけるエロス論の展開 特別研究員奨励費 800000円 10J00249 2010 – 2012
- 基本所得がジェンダー秩序に与える影響に関する研究;脱商品化・脱家族化の観点から 若手研究(B) 2080000円 21730452 2009 – 2011 堅田 香緒里 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (40523999)
- アメリカの「表現の自由」論の普遍性を、フェミニズムとフランスを参照して探る 若手研究(B) 3900926円 21730018 2009 – 2012 田代 亜紀 専修大学, 法務研究科, 准教授 (20447270)
- ポストコロニアル・トライアングル:英国、カリブ海諸島、合衆国を繋ぐ文学/文化研究 若手研究(B) 4420000円 21720092 2009 – 2012 一柳 英里(小林英里) 和洋女子大学, 言語・文学系, 准教授 (00456279)
- ビアトリス・ウェッブの福祉経済学とフェミニズム 基盤研究(C) 4030000円 21530192 2009 – 2012 佐藤 公俊 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (00178716)
- 反奴隷制運動の国際ネットワークにみる近代的「人権」・「人種」概念の成立と変容 基盤研究(C) 4420000円 21520657 2009 – 2011 並河 葉子 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (10295743)
- 小説の書き出しの研究:スペイン文学におけるトポス生成と変容過程の考察 基盤研究(C) 4160000円 21520337 2009-04-01 – 2014-03-31 大楠 栄三 明治大学, 法学部, 准教授 (80315853)
- イギリス・ルネサンス期文化におけるジェンダーと女性の主体構築の 表象とその変容 基盤研究(C) 4030000円 21520281 2009 – 2012 楠 明子 東京女子大学, 人間科学研究科, 教授 (40104591)
- メスメリズムとフェミニズム:1840 年代アメリカ・ルネサンスとボストンの女性文化 基盤研究(C) 4160000円 21520280 2009 – 2012 庄司 宏子 成蹊大学, 文学部, 教授 (50272472)
- 非婚女性の貧困と生活不安に抗する家族のオルタナティブに関する研究 基盤研究(C) 3900000円 21510287 2009 – 2011 牟田 和恵 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 教授 (80201804)
- ネオリベラリズムとジェンダー主流化時代の日本における代表/表象の理論と実践の研究 特別研究員奨励費 1400000円 09J03058 2009 – 2010
- 文化戦争以降の米国歴史教科書におけるジェンダー概念と社会統合の論理に関する研究 若手研究(B) 1560000円 20730527 2008 – 2009 岡本 智周 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (60318863)
- 19世紀アメリカ東海岸におけるユニテリアニズムを中心とした宗教と性差の研究 若手研究(B) 4810000円 20720079 2008 – 2012 大串 尚代 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70327683)
- 断種法制定運動のリーダー永井潜の生涯と活動-東大医学部生理学教室を拠点として 基盤研究(C) 4160000円 20530514 2008 – 2010 岡田 英己子 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (10233321)
- 沖縄施政権返還をめぐる社会運動・思想の研究 基盤研究(C) 4550000円 20520603 2008 – 2011 森 宣雄 聖トマス大学, 人間文化共生学部, 准教授 (20441157)
- ビッグ・ハウス文学におけるモダニティの実証的研究、及び新批評の構築 基盤研究(C) 3250000円 20520235 2008 – 2010 山根木 加名子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (30132492)
- 生殖と身体をめぐる”自然主義”の再検討 基盤研究(C) 4160000円 20510258 2008 – 2011 大越 愛子 近畿大学, 文芸学部, 教授 (00223777)
- 日本近代庶民住生活像・インテリア像の形成と英国田園都市住宅思想の影響 基盤研究(C) 4810000円 20500679 2008 – 2010 黒石 いずみ 青山学院大学, 総合文化政策学部, 教授 (70341881)
- 「パート主婦」による「労働」をめぐる思想実践の同時代史:女性当事者たちの活動から 特別研究員奨励費 1000000円 08J08933 2008 – 2009
- フェミニズムとファシズムの「接点」-メアリ・アレンと戦間期イギリス社会- 若手研究(B) 4030000円 21720277 2007 – 2011 林田 敏子 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (10340853)
- アメリカの「表現の自由」論は、フェミニストの批判に如何に対応するか。 若手研究(B) 1250000円 19730016 2007 – 2008 田代 亜紀 群馬大学, 社会情報学部, 講師 (20447270)
- 日本の性的マイノリティにおける名づけと自己表象をめぐる文化分析と理論構築 若手研究(B) 3050000円 19710222 2007 – 2009 清水 晶子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40361589)
- 平和構築とジェンダー-フェミニスト国際関係論からの考察 若手研究(B) 3890000円 19710217 2007 – 2010 佐藤 文香 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 准教授 (10367667)
- ポピュリスト指導者と草の根ナショナリズム:小泉政権とG・W・ブッシュ政権 基盤研究(C) 3900000円 19530104 2007 – 2009 大嶽 秀夫 同志社女大, 現代社会学部, 教授 (40083563)
- ブレイクの複合芸術においてコントラポスト体位をとる女の表象 基盤研究(C) 4550000円 19520192 2007 – 2008 今泉 容子 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (40151667)
- 同性婚をめぐる権利運動の理論分析から考える、「家族」の規範研究 基盤研究(C) 4420000円 19510283 2007 – 2010 岡野 八代 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70319482)
- セクシュアリティの観点から見た近代フェミニズム思想の成立と展開 基盤研究(C) 2730000円 19510282 2007 – 2009 川津 雅江 名古屋経済大学, 法学部, 教授 (30278387)
- ジェンダーで読む労働運動-近代化過程のドイツを中心に 基盤研究(C) 4160000円 19510268 2007 – 2010 姫岡 とし子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (80206581)
- 台湾女性史とジェンダー主流化戦略に関する基礎的研究 基盤研究(B) 13780000円 19310166 2007 – 2009 成田 静香 関西学院大学, 文学部, 教授 (00237603)
- シェイクスピア受容史再考–翻訳・ナショナリズム・ジェンダー 若手研究(B) 2220000円 18720065 2006 – 2008 近藤 弘幸 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (00302901)
- メキシコの近代公教育形成過程における教育のジェンダー化 基盤研究(C) 2990000円 18530665 2006 – 2008 松久 玲子 同志社大学, 言語文化研究センター, 教授 (40239075)
- イギリスにおけるエスニック・マイノリティ女性の労働とその変容:1951-1979 基盤研究(C) 3350000円 18530267 2006 – 2008 奥田 伸子 名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (00192675)
- 『テンペスト』受容研究:テキストと言説とインターテキスチュアリティ 基盤研究(C) 3920000円 18520216 2006 – 2007 大島 久雄 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (80203769)
- レイチェル・カーソンと緑の伝統 基盤研究(C) 1150000円 18520211 2006 – 2007 上岡 克己 高知大学, 人文学部, 教授 (10135973)
- 英語圏における「問答形式」の歴史的展開、および日本における英語教育への影響の研究 基盤研究(C) 4020000円 18520174 2006 – 2009 阿部 公彦 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (30242077)
- メアリ・ウルストンクラフトに見られる女性と自然の相互隠喩表象の研究 基盤研究(C) 3540000円 18520163 2006 – 2008 石幡 直樹 東北大学, 大学院国際文化研究科, 教授 (30125497)
- アルテミジア・ジェンティレスキと女性芸術家の神話 基盤研究(C) 1750000円 18520090 2006 – 2007 米村 典子 九州大学, 大学院・芸術工学研究院, 准教授 (30243976)
- 戦後日本社会における「バックラッシュ」的言説の社会学的研究 若手研究(B) 2500000円 17730302 2005 – 2006 北田 暁大 東京大学, 大学院情報学環, 助教授 (10313066)
- 保主主義・性・階級-20世紀初頭イギリス女性警察を通して- 若手研究(B) 3500000円 17720196 2005 – 2007 林田 敏子 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (10340853)
- 生殖技術に見る日仏の生命観のメタ倫理学的検討 若手研究(B) 2400000円 17720006 2005 – 2007 柿本 佳美 大阪産業大学, 教養部, 非常勤講師 (70399088)
- 東海地方における外国籍女性の生活から考察する日本のグローバル化とジェンダー 若手研究(B) 3500000円 17710211 2005 – 2007 菊地 夏野 名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 准教授 (00381898)
- 新・旧優生学とナチ断種法批判に関する日独比較史-平塚らいてうの優生思想の再考から 基盤研究(C) 3730000円 17530422 2005 – 2007 岡田 英己子 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (10233321)
- 女性の主体構築の表象とイギリス・ルネサンス文化:社会的・歴史的意味とその変容 基盤研究(C) 4080000円 17520201 2005 – 2008 楠 明子 東京女子大学, 文理学部, 教授 (40104591)
- ダーウィニズム以後の英米のユートピア文学に関する新歴史主義的研究 基盤研究(C) 3950000円 17520154 2005 – 2008 丹治 陽子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (90188459)
- ブレイクの複合芸術における女の裸体の表象 基盤研究(C) 3400000円 17520148 2005 – 2006 今泉 容子 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (40151667)
- クラーラ・ツェトキーンの女性解放思想のジェンダー視点での再考 基盤研究(C) 3800000円 17510224 2005 – 2008 伊藤 セツ 昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (60073558)
- 日本におけるフェミニズムと宗教研究の再編成 基盤研究(C) 3740000円 17510219 2005 – 2007 川橋 範子 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10303687)
- フェミニニティと現像学的身体論批判–女(わたし)という身体の謎 基盤研究(C) 3900000円 17510217 2005 – 2007 金井 淑子 国立大学法人 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (50152773)
- 18世紀末から20世紀前半までの英米のユートピアニズムの政治批評的研究 基盤研究(B) 16550000円 17320044 2005 – 2008 SHEILA Hones 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70206035)
- フェミニズム・ジェンダー理論から「恐怖の表象」を分析する、アメリカ地域文化研究 特別研究員奨励費 1800000円 05J10927 2005 – 2006
- アメリカの「表現の自由」論におけるリベラリズムとフェミニズムの対抗関係 特別研究員奨励費 1500000円 05J04512 2005 – 2007
- アジアにおける女性運動の理論的検討-日韓比較研究- 特別研究員奨励費 2400000円 05F05256 2005 – 2007
- 同性結婚法制化を巡る議論を規定し、かつそこに投影される「政治的なるもの」の分析 若手研究(B) 2500000円 16710185 2004 – 2006 岡野 八代 立命館大学, 法学部, 助教授 (70319482)
- アイデンティティの可視性とその自己決定可能性をめぐる文化分析と理論構築 若手研究(B) 3400000円 16710183 2004 – 2006 清水 晶子 中央大学, 経済学部, 講師 (40361589)
- 15世紀イタリア絵画における「結婚」と女性の「徳」の表象 萌芽研究 2000000円 16652008 2004 – 2006 喜多村 明里 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 助教授 (90294264)
- 親権は果たして強いのか-家族に対する国家の介入の根拠とその基準 基盤研究(C) 3400000円 16530053 2004 – 2007 山口 亮子 京都産業大学, 法学部, 教授 (50293444)
- 大正・昭和初期日本女性史と台湾-北村兼子と『婦人毎日新聞』『台湾民報』 基盤研究(C) 1600000円 16520401 2004 – 2005 大谷 渡 関西大学, 文学部, 教授 (80340644)
- リベラル・フェミニズムの限界:ケアの包摂に向けて 特別研究員奨励費 1100000円 04J10424 2004 – 2005
- 我が国の看護学領域に対するジェンダー分析と、それに基づく看護科学試論の作成 若手研究(B) 3400000円 15791277 2003 – 2005 朝倉 京子 新潟県立看護大学, 看護学部・看護学科, 助教授 (00360016)
- プロダクティヴ・エイジングの思想史的研究-経済学における労働観とエイジング観の変容 基盤研究(C) 3200000円 15530135 2003 – 2004 安川 悦子 福山市立女子短期大学 (90071034)
- ジェンダー法学のアカウンタビリティー-アメリカの先駆者たちに見るその軌跡- 基盤研究(C) 2900000円 15530082 2003 – 2005 澤 敬子 京都女子大学, 現代社会学部, 助教授 (60340444)
- 現代市民社会論における親密圏の意義と規範構造からの検討-DVを素材として 基盤研究(C) 3500000円 15530014 2003 – 2004 井上 匡子 愛知学泉大学, コミュニティ政策学部, 助教授 (10222291)
- ロマン主義時代の英国小説に描かれた女権論者メアリ・ウルストンクラフト 基盤研究(C) 3700000円 15520193 2003 – 2006 鈴木 美津子 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 教授 (60073318)
- ポストモダニズム以降の観点による児童文学におけるセクシュアリティの研究 基盤研究(C) 3300000円 15520161 2003 – 2004 三浦 玲一 一橋大学, 大学院・言語社会研究科, 助教授 (70262920)
- 中国文化におけるジェンダーの表象に関する研究 基盤研究(C) 3700000円 15510227 2003 – 2005 中山 文 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (30217939)
- アメリカ文学における19世紀から20世紀にかけてのNew Womanの表象について 基盤研究(C) 2800000円 15510225 2003 – 2005 中川 優子 立命館大学, 文学部, 教授 (70217686)
- 20世紀初頭のラディカル派フェミニズムの再考-日米欧の比較研究 基盤研究(C) 3900000円 15510223 2003 – 2005 水田 珠枝 名古屋経済大学, 名誉教授 (60079316)
- 《親密圏/公共圏》の再構築の理論化とその表象分析 基盤研究(C) 3100000円 15510211 2003 – 2006 竹村 和子 お茶の水女子大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (10155046)
- ジェンダーと民事訴訟 特定領域研究 8700000円 人文・社会系 15084211 2003 – 2008 神長 百合子 専修大学, 法学部, 教授 (80194968)
- ドロシー・リチャードソンを中心とするイギリスのモダニズム文学研究 特別研究員奨励費 700000円 03J09004 2003 – 2005
- ケアの倫理の基礎づけ 萌芽研究 1300000円 14651006 2002 – 2003 品川 哲彦 関西大学, 文学部, 教授 (90226134)
- ジェンダー理論の法学教育への統合的モデル構築にむけた現状と課題の実践的研究 基盤研究(C) 3400000円 14594024 2002 – 2004 南野 佳代 京都女子大学, 現代社会学部, 助教授 (60329935)
- フランス・ロマン主義文学における、クルチザンヌ像 基盤研究(C) 3200000円 14510572 2002 – 2004 村田 京子 大阪女子大学, 人文社会学部, 教授 (60229987)
- ハワイ・ローカル劇の世界:クム・カファ劇場の誕生と発展 基盤研究(C) 2000000円 14510551 2002 – 2005 臼井 雅美 同志社大学, 文学部, 教授 (00223537)
- イギリス.ルネサンス文化における女性の主体構築の表象:女性作家・男性作家の場合 基盤研究(C) 3300000円 14510542 2002 – 2004 楠 明子 東京女子大学, 文理学部, 教授 (40104591)
- ヴァージニア・ウルフにおける歴史記述の革新 特別研究員奨励費 2500000円 02J08223 2002 – 2003
- エリザベス朝演劇における性暴力の表象 特別研究員奨励費 2500000円 02J08151 2002 – 2003
- 男女平等の判断基準-男女平等実現への有効性の検討- 特別研究員奨励費 1200000円 02J06178 2002 – 2003
- 環境問題と環境運動における女性の「不可視化」 基盤研究(C) 3200000円 13837039 2001 – 2003 脇田 健一 岩手県立大学, 総合政策学部, 助教授 (00305319)
- ジェンダーからみた中国の「家」と「女」 基盤研究(C) 3600000円 13837035 2001 – 2002 野村 鮎子 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (60288660)
- フェミニズム国際法学の構築―女性差別撤廃条約選択議定書の研究― 基盤研究(C) 3600000円 13837023 2001 – 2002 山下 泰子 文京学院大学, 経営学部, 教授 (40174685)
- 美術館博物館の展示における性別役割分業観とその社会的影響の研究 基盤研究(C) 3700000円 13837018 2001 – 2003 森 理恵 京都府立大学, 人間環境学部, 助教授 (00269820)
- 現代プエルトリコのフェミニズムとナショナル・アイデンティティ 基盤研究(C) 2300000円 13837015 2001 – 2003 志柿 禎子 岩手県立大学, 社会福祉学部, 講師 (30305271)
- 米軍と自衛隊に属する女性兵士の実態と表象についての文化人類学的研究 基盤研究(C) 3400000円 13837011 2001 – 2003 田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (00188335)
- 地域社会における非定住型外国人受容をめぐる諸問題の法社会学的研究 若手研究(B) 2400000円 13720001 2001 – 2002 尾崎 一郎 北海道大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (00233510)
- 被爆者看護にあたった看護婦の体験 基盤研究(C) 1500000円 13672506 2001 – 2002 大原 良子 広島大学, 医学部, 講師 (40325163)
- フェミニズムからポストフェミニズムへの進化:英国世紀末詩人ベヴィントンの居場所 基盤研究(C) 3300000円 13610545 2001 – 2003 瀬名波 栄潤 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10281768)
- 岡田八千代の資料調査に関する総合的研究 基盤研究(C) 3100000円 13610525 2001 – 2004 井上 理恵 吉備国際大学, 社会学部・国際社会学科, 教授 (80278986)
- 近代日本の共同体思想をジェンダーから解明する 基盤研究(C) 3500000円 13610051 2001 – 2003 大越 愛子 近畿大学, 文芸学部, 教授 (00223777)
- 日本フェミニズムの理論 特別研究員奨励費 1400000円 01F00157 2001 – 2003
- 女子割礼(FGM)をめぐるフェミニスト言説とアフリカの女の表象についての研究 奨励研究(A) 2200000円 12710258 2000 – 2001 大池 真知子 広島大学, 総合科学部, 講師 (90313395)
- 福祉国家の理論における高齢者像の思想史的研究 基盤研究(C) 3300000円 12630015 2000 – 2001 安川 悦子 名古屋市立大学, 人文社会学部, 教授 (90071034)
- 生活時間調査による生活構造分析と幼稚園・保育所制度の検討 基盤研究(B) 10600000円 12572002 2000 – 2002 中田 照子 同朋大学, 社会福祉学部, 教授 (70086180)
- ジェンダーをめぐる現代社会の価値と規範の研究 基盤研究(B) 13900000円 12490022 2000 – 2002 光末 紀子 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (80031350)
- 地理空間のジェンダー分析-フェミニスト的視角をめぐって- 基盤研究(B) 8900000円 12480016 2000 – 2002 吉田 容子 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (70265198)
- 現代リベラリズム論における政治的アイデンティティー観の変容と「少数派の権利」:ロールズ以降のアメリカを手がかりとして 奨励研究(A) 2100000円 11720049 1999 – 2000 飯田 文雄 神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70184356)
- 19世紀アメリカにおける心霊主義と社会改革運動に関する言説分析 奨励研究(A) 1000000円 11710269 1999 – 2000 稲垣 伸一 山梨英和短期大学, 英語コミュニケーション学科, 助教授 (00269599)
- 女性の地位の社会的変化に関する国際共同研究-近代・現代「市民社会論」との関係の中で 基盤研究(B) 11500000円 11694040 1999 – 2000 井上 匡子 愛知学泉大学, ユミュティ政策学部, 助教授 (10222291)
- 「新しい女」と近代国民国家―比較歴史社会学的研究 基盤研究(C) 3900000円 11610223 1999 – 2001 牟田 和恵 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (80201804)
- 近代法思想の形成過程における環境観の変動の意義に関する研究 奨励研究(A) 2000000円 10720003 1998 – 1999 桜井 徹 神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (30222003)
- かき消された声を求めて:英国世紀未詩人ルイザ・サラ・ベヴィントン研究 奨励研究(A) 1800000円 10710221 1998 – 1999 瀬名波 栄潤 北海道大学, 文学部, 助教授 (10281768)
- 19世紀末アメリカのフェミニズムの思想と文学にたいするダーウィニズムの影響 基盤研究(C) 2500000円 10610464 1998 – 2000 丹治 陽子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (90188459)
- セクシュアリティの理論構築および、その文学/映像表象の実証研究 基盤研究(C) 3500000円 10610463 1998 – 2001 竹村 和子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (10155046)
- 近世英国演劇における「聖母」/「娼婦」分節の諸相 基盤研究(C) 1000000円 10610452 1998 – 2000 境野 直樹 岩手大学, 教育学部, 助教授 (90187005)
- イギリス・フェミニズム運動における国際的連携構想の研究 基盤研究(C) 2600000円 10610378 1998 – 2000 河村 貞枝 京都府立大学, 文学部, 教授 (70111911)
- 近代社会理論の再検討と現代社会理論の刷新の構想 基盤研究(B) 5700000円 10410050 1998 – 2000 藤山 嘉夫 横浜市立大学, 商学部, 教授 (60156916)
- 南アジアにおけるジェンダーと構造変動 特定領域研究(A) 26400000円 10116110 1998 – 2000 押川 文子 国立民族学博物館, 地域研究企画交流センター, 教授 (30280605)
- ヘミングウェイの描く女性性の解読と,彼の男性的イメージ構築に見る同性愛嫌悪の研究 奨励研究(A) 2000000円 9710339 1997 – 1998 谷本 千雅子 名古屋大学, 言語文化部, 助教授 (90273200)
- 世紀転換期のアメリカ文化諸相における優生学パラダイムの浸透に関する研究 奨励研究(A) 800000円 9710332 1997 – 1998 庄司 宏子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (50272472)
- 現代「市民社会論」とフェミニズム-ポスト近代における法と政治のゆくえ- 基盤研究(C) 2800000円 9620058 1997 – 1998 川崎 修 立教大学, 法学部, 教授 (80143353)
- 日本におけるフェミニズムの受容-大正時代を中心に 基盤研究(C) 3000000円 9610046 1997 – 2000 水田 珠枝 名古屋経済大学, 経済学部, 教授 (60079316)
- エイズと1980年代アメリカ演劇の研究 萌芽的研究 2000000円 8871050 1996 – 1998 内野 儀 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40168711)
- アジア系アメリカ文学にみられる女性たちの葛藤と戦いについて 奨励研究(A) 500000円 8710339 1996 羽澄 直子 名古屋女子大学短期大学部, 助教授 (60249323)
- 女性弁護士の意識と実態-女性の権利擁護との関わりにおいて 基盤研究(C) 2000000円 8620011 1996 – 1997 神長 百合子 専修大学, 法学部, 教授 (80194968)
- イギリスの<自己>像および<他者>像構築の歴史的変遷 基盤研究(B) 2800000円 8451099 1996 – 1998 成田 篤彦 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30017363)
- 国際生命倫理の基本的枠組の構築に関する基礎的研究 奨励研究(A) 900000円 7857173 1995 森岡 正博 国際日本文化研究センター, 研究部, 助手 (80192780)
- アメリカにおけるダ-ウィニズム受容と自然主義文学に関する新歴史主義的研究 一般研究(C) 900000円 7801063 1995 丹治 陽子 横浜国立大学, 教育学部, 助教授 (90188459)
- 1980年代のアメリカ演劇における演劇思想の研究 一般研究(C) 900000円 7801062 1995 内野 儀 東京大学, 教養学部, 助教授 (40168711)
- 農村女性の主体的役割の研究 基盤研究(C) 1700000円 7801027 1995 – 1997 中道 仁美 愛媛大学, 農学部, 助教授 (30254725)
- イデオロギーの対決:第二次世界大戦下の日本におけるヴァージニア・ウルフ研究 奨励研究(A) 600000円 7710334 1995 臼井 雅美 広島大学, 総合科学部, 助教授 (00223537)
- アメリカ文学におけるジュンダーとエスニシティの問題 基盤研究(C) 2000000円 7610456 1995 – 1996 杉山 直子 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (20213506)
- ラテンアメリカの女性を対象とした教育政策のフェミニズム的視点からの分析 基盤研究(C) 2100000円 7610284 1995 – 1996 松久 玲子 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 助教授 (40239075)
- 復古・新生活運動とYWCA系雑誌にみるフェミニズム論 基盤研究(C) 800000円 7610042 1995 – 1996 前山 加奈子 駿河台大学, 経済学部, 教授 (70229326)
- 中国現代文学の多元的展開と地域的特質に関する研究 基盤研究(B) 4500000円 7451095 1995 – 1997 岡田 英樹 立命館大学, 文学部, 教授 (00030172)
- 絵巻作品解釈の理論とその応用に関する研究 基盤研究(B) 5300000円 7451013 1995 – 1997 亀井 若菜(1997) 学習院大学, 文学部, 助手 (30276050)
千野 香織(1995-1996) 学習院大学, 文学部, 教授 (20163727) - フランス革命期の英文学における地域小説と歴史小説の政治社会史的研究 奨励研究(A) 900000円 6710291 1994 斎藤 靖 熊本大学, 教養部, 講師 (40235081)
- 生殖の形態変化に関する歴史社会学的研究 奨励研究(A) 900000円 6710132 1994 加藤 秀一 明治学院大学, 社会学部, 専任講師 (00247149)
- 平等賃金(Equdl Pay)の思想的系譜-イギリスとアメリカを中心に- 一般研究(C) 1900000円 6630014 1994 – 1995 安川 悦子 名古屋市立女子短期大学, 学長 (90071034)
- パフォーミング・アーツにおける比較文化的女性論の研究 一般研究(C) 1900000円 6610451 1994 – 1995 池内 靖子 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80121606)
- シドニー・ファミリー・ロマンスの研究-『ニュー・アーケイディア』を軸にして 一般研究(C) 600000円 6610439 1994 村里 好俊 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (30116298)
- 一九三〇年代後半の中国における新良妻賢母主義論争について 一般研究(C) 600000円 6610044 1994 前山 加奈子 駿河台大学, 経済学部, 教授 (70229326)
- ヨーロッパにおけるコスモポリタニズムとナショナリズム 基盤研究(B) 5200000円 6451093 1994 – 1996 小野 理子 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (60031340)
- 1960年代のアメリカ演劇における演劇思想の研究 奨励研究(A) 900000円 5851067 1993 – 1994 内野 儀 東京大学, 教養学部, 助教授 (40168711)
- 言語行為における性差についての社会言語学的方法研究 奨励研究(A) 900000円 5710310 1993 武田 春子 立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (40206983)
- 一九三〇年代から四〇年代初頭の中国におけるフェミニズム論争について 一般研究(C) 600000円 5610039 1993 前山 加奈子 駿河台大学, 経済学部, 助教授 (70229326)
- ドイツ文学における〈批評〉の展開 総合研究(A) 5500000円 5301059 1993 – 1994 池内 紀 東京大学, 文学部, 教授 (70083277)
- 現代社会の構造と変化-日英比較研究 国際学術研究 6000000円 5045009 1993 – 1995 渡辺 雅男 一橋大学, 社会学部, 教授 (70175123)
- 「労仂力の女性化」をめぐる思想史的研究-経済学におけるフェミニズムの問題 一般研究(C) 2300000円 4630010 1992 – 1993 安川 悦子 名古屋市立女子短期大学, 経済科, 教授 (90071034)
- 女性労働者のワーキングライフと生活価値に関する実証的研究 一般研究(C) 1300000円 4610097 1992 – 1993 木本 喜美子 一橋大学, 社会学部, 教授 (50127651)
- 日本労使関係と女子労働-生産と再生産の構造的分析視角からの歴史的実証的研究 総合研究(A) 3000000円 4301073 1992 – 1993 服部 良子(1993) 大阪市立大学, 生活科学部, 助手 (80198770)
竹中 恵美子(1992) 大阪市立大学, 経済学部, 教授 (10046881) - 心身問題(心脳問題も含む)と倫理に関する基礎的研究 総合研究(A) 3900000円 4301005 1992 – 1993 濱井 修 東京大学, 文学部, 教授 (00012360)
- 古代地中海世界における「女性」の役割と意義 一般研究(C) 1700000円 2610234 1990 – 1991 宮本 久雄(1991) 東京大学, 教養学部, 教授 (50157682)
荒井 献(1990) 東京大学, 教養学部, 教授 (40012439) - 初期キリスト教の生活世界・言語世界・思想世界 一般研究(C) 1800000円 2610015 1990 – 1991 土屋 博 北海道大学, 文学部, 教授 (30000607)
- フェミニズム黎明期におけるジャ-ナリズムを通した女性作家の社会参加の今日的意義 一般研究(C) 800000円 2610222 1989 – 1990 持田 明子 九州産業大学, 教養部, 教授 (00157827)
- 家事労働問題に関する理論的実証的研究 一般研究(C) 2100000円 1540070 1989 – 1991 竹中 恵美子(1990) 大阪市立大学, 経済学部, 教授 (10046881)
津島 行男(1989) 大阪市立大学, 理学部, 教授 (80047240) - 家事労働問題に関する理論的実証的研究 一般研究(C) 1900000円 1530030 1989 – 1991 竹中 恵美子 大阪市立大学, 経済学部, 教授 (10046881)
- フェミニズム黎明期におけるジャ-ナリズムを通した女性作家の社会参加の今日的意義 一般研究(C) 円 1510286 1989 持田 明子 九州産業大学, 教養部, 教授 (00157827)
- イギリスにおける婦人参政権運動の一考察ー「婦人参政権協会国民同盟」をめぐって 一般研究(C) 1900000円 63510207 1988 – 1990 河村 貞枝 富山大学, 人文学部, 教授 (70111911)
- 自然観・世界観と地球環境問題 重点領域研究 9900000円 4212115 1988 – 1993 伊東 俊太郎 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (80012277)
- 19世紀イギリス労働史におけるセクシズムとフェミニズムの研究 一般研究(C) 1600000円 62530007 1987 – 1989 安川 悦子 名古屋市立女子短期大学, 経済科, 教授 (90071034)
- 「愛」指標構成による産業および公共部門の家族内緒役割の代替度分析 一般研究(B) 3000000円 62450027 1987 – 1989 渡邊 慶子 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (20167117)