日本の科学と技術

脳と人工知能の研究

将棋や囲碁で人工知能が人間を上回るなど、人間の存在やプライドが脅かされるほどに人工知能がこの10年弱の間に驚くほどの発展を遂げました。

関連記事⇒佐藤名人がPONANZAに2連敗し電王戦に幕2017/05/21

関連記事⇒Alpha Goが日中韓のトップ棋士らに60戦60勝 2017/01/07

人工知能の研究は、人間の脳の構造や機能の研究に基づく部分もある一方で、機械学習の研究としては必ずしも脳の構造や機能にはこだわらずに発展してきた部分もあります。人工知能が劇的に進化した今、脳研究と人工知能研究はお互いに相手を無視できず影響を与えあいながら進展し続けており、その境目を明確に分けられないくらいの歩み寄りを見せています。そのような状況は、最近のトップダウン型研究助成の名称に如実に現れています。

新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合(略称:人工知能と脳科学)(研究期間:平成28~令和2年度 文科省)

ERATO池谷脳AI融合プロジェクト (研究期間:2018年10月~2024年3月 JST

参考

  1. International Symposium on Artificial Intelligence and Brain Science 2020 OCtober 10 (Sat)-12(Mon), 2020. 新学術領域「人工知能と脳科学」終了シンポジウム(成果報告シンポジウム)
  2. 【脳科学の達人】池谷 裕二【第38回日本神経科学大会 市民公開講座】 2016/02/11 

 

Exit mobile version