”刺す”ヒアルロン酸 マイクロニードルパッチで角質層に届けて肌のシワたるみ対策

      2020/05/16




年を取ると肌に潤いがなくなります。保湿成分を肌に補ってあげる必要がありますが、人間の皮膚は、表面に角質層がありバリアになっていますので、表面に塗るだけでは角質層への浸透効果があまり期待できません。そこで開発されたのが、マイクロニードルのパッチです。目の下の部分など乾燥シワが気になる部分に貼ります。マイクロニードル(棘状の構造)なので、貼るというよりも刺すというべきでしょうか。もちろん、角質層を突き抜けない程度の微小の棘なので痛みはありません。

マイクロニードルで角質層内に注入するニューテクノロジー。

 

注射針とは異なり、マイクロの長さで先端も鋭いため、痛みもありませんし、皮膚の深部に刺さるわけでもありません。皮膚の浅い部分に保湿成分を届けてくれます。

 

 

もともと医療用に開発されていたマイクロニードルですが、美容用に製品化されました。

Quanis(クオニス)マイクロニードル紹介動画 

実際に使っている様子の動画。

Quanis(クオニス)ダーマフィラーの説明動画

 

De nouveau(デノーヴ)マイクロ3Dパッチ

特徴:左右2つ合わせて、2600本のマイクロニードル(富士山型に結晶化したヒアルロン酸のマイクロニードル)
パッチ(シート)サイス:42㎜x15㎜
美容成分6種類:ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタエキス、EGF,FGF,SYN-AKE
対象:口元の小じわやほうれい線が気になる方
使用方法:貼って、寝るだけ。

Quasia リンクルスポットマスク

特徴:ヒト幹細胞エクソソーム配合、Quasiaのマイクロニードル技術

保湿成分・有効成分:ヒト幹細胞エクソソーム、加水分解ヒアルロン酸、馬プラセンタ、アデノシン、ハナスゲ根エキス、ポリペプチド、3種のペプチド、加水分解コラーゲン(低分子コラーゲン/コラーゲンペプチド)

 

マクロニードル技術特許番号:EU1,534,376, AU2,006,287,603, US6.945,952, US7,211,062,US7,182,747,US8,062,573, KR0993477, KR1061975, CA2,490,137, CNZL03819714.6 JP4829497

Dr. PHIL フィルナチュラント IC.U HAマイクロパッチ

特徴:針状ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na))のマイクロニードル技術。蚊の針よりも微細なマイクロニードルをヒアルロン酸で形成

使い方:気になる部位につけて、寝るだけ。 

 

コスメディ製薬株式会社 ダーマフィラー プレミア

ダーマフィラーを開発したコスメディ製薬は京都薬科大からのスピンアウトだそうです。

Quanis(クオニス)川原亜矢子インタビュー動画 2016/03/25 Quanis

2008年 世界初のマイクロニードル化粧品
10年後 ダーマフィラープレミア製品化

 

 

 

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からだラボラトリー

対象者:目元の小じわ、たるんだ目の下、ほうれい線、疲れ顔
有効成分:ヒアルロン酸、EGF(上皮細胞成長因子)、
特徴:マイクロニードルが美容成分そのもので出来ている。
特許 第5863824号 マイクロ構造体の製造方法

 

ティーエフアライアンス

特徴:ヒアルロン酸溶解型マイクロニードル クオニス(Quonis)ダーマフィラー(Dermafiller)
美容成分:高分子ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、エクイトン、アデノシン、高浸透型ビタミンC(APPS)

 

 

マイクロニードルの種類

上で紹介した製品は、針そのものがヒアルロン酸の結晶で作られており、針というよりも棘(tげ)というべき形態のようです。下のレビュー論文でまとめられていますが、マイクニードルと呼ばれる製品は形状等からいくつかに分類されます。

マイクロニードル(MN)は、皮膚中へ安全に薬剤を送達する DDS 技術として近年注目され、医薬品分野においてはインフルエンザワクチンやインシュリン含有製剤の臨床研究が急ピッチで進んでいる。MN はステンレスやシリコンから成る生体内非溶解型と、ヒアルロン酸(HA)や糖類を主原料とする自己溶解型に大別され、いずれも微細な針がパッチ上に剣山状に並んだ構造を成す。(自己溶解型マイクロニードル技術の化粧品領域への応用 松永 由紀子 Drug Delivery System 30 DDS製品開発の最前線 PDF

Microneedles are classified as

  1. solid microneedles for the pretreatment of skin,
  2. coated microneedles with water-soluble pharmaceutical formulations,
  3. dissolving microneedles without residual fragments, and
  4. hollow microneedles for liquid formulations.

(Yang et al., 2019)

  1. Yang et al., Recent advances of microneedles for biomedical applications: drug delivery and beyond. Acta Pharmaceutica Sinica B Volume 9, Issue 3, May 2019, Pages 469-483 

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