日本の科学と技術

体の中をパトロールする貪食細胞(好中球、マクロファージ)

生命科学の研究では、研究目的に応じて、研究に便利なモデル生物を用いることが常套手段になっています。例えば、ゼブラフィッシュの稚魚は体が透明なので、生体内で起きている様々な生命現象を「視る」のに最適なモデル生物です。

 

好中球やマクロファージは免疫系の細胞で、貪食作用を持っています。外来性の異物を食べることで無害化できます。

マクロファージを警察官だとすると、機動隊にあたるような好中球という白血球も登場します。とくに、細菌を相手に戦うことが好きです。この好中球は、腹一杯食べると自らも死んでしまいます。ウイルスの死骸や戦って死んだ好中球などは、膿(うみ)となって体外に出ます。(免疫(めんえき)って どんなはたらき? kasugai.ed.jp

普段は、体の中に散らばっていて外敵の侵入に備えてパトロールしている好中球やマクロファージが体の中を動き回っている様子は、ゼブラフィッシュ稚魚を使って観察することにより良く理解できます。

GFP neutrophils in a zebrafish embryo

In vivo imaging of macrophage patrolling in zebrafish

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