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日程調整ウェブツール「伝助」の使い方

何かイベント開催の日を決めるときに、複数の人の都合をいちいち聞いてまわるのは大変です。そんなときに日程を簡単に調整できるウェブツールとして「伝助」があります。

伝助 みんなの予定が合う日が一目でわかる(densuke.biz)

伝助の使い方を簡単に説明します。

伝助の作成方法

伝助で新規スケジュール調整を立ち上げるのはとても簡単です。伝助のウェブサイト(https://www.densuke.biz/)で、「イベントを新規作成する」をクリックします。あとは指示に従って候補となる日にち、時刻や人の名前など必要な情報を埋めていけば出来上がり。登録したメールアドレスに「イベントページ」のURLが送られてくるので、それをメンバーにメールして、伝助への記入を促せばよいでしょう。

 

伝助の編集方法

登録したメールアドレスに伝助の編集画面のURLが届きますので、そのリンクをたどることによって内容の編集ができます。

 

伝助の編集URLを忘れたら

自分がいつもやらかしてしまうのが、編集画面のURLを失念してしまうこと。イベントを新規作成したあとで、日時を変えたりしたいことが生じたときに、あれ?なんだっけ?ということになります。予定を書き込む画面のどこを探しても、編集画面への行き方がありません。その場合、伝助の「よくある質問」に行くと、

もしイベント作成時にメールアドレスを入力しなかったなどの理由で編集用ページのURLがわからない場合には、再通知依頼フォームから、イベント登録内容控えの再送を依頼することが出来ます。

フォームがあります。

 

伝助でスケジュールの記入を求められたら

幹事さんがURLを送ってきたら、「新規追加」をクリックして自分の名前を追加して、記入します。あるいは、幹事さんがすでにメンバー全員分の名前までは入力済かもしれません。その場合には、自分の名前をクリックすれば日程に〇や×や△を記入する欄が表示されます。

 

伝助のよいところ

試してみて気付いたことですが、例えばトントンではURLをみんなに送って、各自に自分の名前と予定を記入してもらうことになります。URLを送られたメンバーがトントンのそのウェブページの「あなたの予定を追加する」をクリックして、自分の名前とパスワードを入力する必要があるわけです。伝助もURLだけ送って各自、名前から記入してもらってもいいのですが、幹事さんが予めみんなの名前を記入しておくことができます。そうしたほうが、メンバーの心理的負担が少し減るのではないかと思います。何もないところで自分の名前を登録するよりも、予め存在している一覧から自分の名前を見つけて自分の予定を書き入れてもらうほうが、他人に対してアクションを促す力が強くなると思うので。

 調整さんやTONTONの記入画面に比べて、見た目がシンプルで地味で、それゆえ使いやすいような気が自分はします。

 

伝助の悪いところ

欠点というほどでもありませんが、伝助は他人の予定も書き換えることが可能です。これは信頼関係があるグループであれば問題にならないとは思いますが。人のところに上書きしてしまうようなうっかりさんが万一いると困ります。パスワードがかかっていないので、悪意ある人に伝助のイベント調整URLが知られたら恐いかも?

伝助に限りませんが、候補の日付がたくさんあったり、さらに同じ日でも時間帯で分けたいという場合には、結構手間がかかります。伝助の場合は日付をクリックして時刻を記入ということを繰り返すだけで、やることは原始的ですが。

 

その他の有名な日程調整ウェブツール

スケジュール調整サービスとしては、ほかにも「調整さん」が有名ですし、「トントン」というサービスもあります。自分の職場の場合、日程調整が必要になったときは伝助が一番みんなに使われています。

  1. 調整さんchouseisan.comはURLをメンバーに送るだけで、イベントの出欠確認や日程調整ができる出欠表ツールです。
  2. TONTONtonton.amaneku.com打合せや、飲み会の予定がトントン拍子に決まる。イチイチ全員の予定を聞いてまわる手間をはぶくシステム。候補をえらんで、URLを送るだけ。あとは全員の記入を待ちましょう。
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