学会発表にせよ、セミナーにせよ、ジョブトークにせよ、プレゼンテーションは研究者にたって非常に大切なものです。ジョブトークの場合は文字通り人生を左右することになります。研究者が『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』から学べることがたくさんあります。
1984年
1984年の基調講演におけるスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションです。
1984年のプレゼンテーションはそれ以上はなかなかないと思うほど素晴らしいものだった。(『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』 8頁)
1984 Apple’s Annual Shareholders Meeting – Macintosh Introduction Complete
2001年
2001年10月に行われた初代iPodの動画を見ればいい。ドラマチックに会場をコントロールする姿は圧倒的だ。(『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』 9ページ)
Apple – Steve Jobs introduces the iPod – 2001
2005年
2005年10月12日に動画をサポートしたiPodを発表したとき、ジョブズはサンノゼのカリフォルニアシアターを舞台に選んだ。
2007年
スティーブ・ジョブズは2007年にスマートフォンiPhoneを発表しました。
ジョブズ最高のプレゼンテーションは、2007年や2008年のマックワールド・エキスポにおける基調講演だろう。ジョブズの集大成とも言えるプレゼンテーションで、聞き手ときずなを結び、言葉では表現できないほどすばらしい瞬間を作り出した。(『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』 8ページ)
3つの製品を発表すると述べたあと、実はその3うつが一つの製品に入っているんだというなんとも見事な選出でした。
[HD] Steve Jobs – iPhone Introduction in 2007 (Complete)
2008年
San Francisco 2008 Keynote Address (MacBook Air & iTunes Move Rentals) by Steve Jobs
スティーブ・ジョブズはプレゼンの達人ということになっています。まるで聴衆に催眠術をかけるように、人々を虜にしました。その奥義は何だったのでしょうか?あの情熱が人々を引き付け、人々を動かしたのですが、その情熱を生み出しているものが何か、本書ではスティーブジョブズの言葉が紹介されています。
大好きなことを見つけてほしい。仕事というのは人生のかなり大きな部分を占めるわけだけど、本当に満足するには、すごい仕事だと信じることをするしか方法がない。そして、すごい仕事をするには、自分がすることを大好きになるしか方法がない。まだ見つからないなら、探し続けてほしい。あきらめちゃいけない。(スティーブ・ジョブズ)(引用元:『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』65頁)